アルマ望遠鏡

1702地球物理及び地球化学

アルマ望遠鏡、39個の「見えない銀河」を捉える~宇宙進化理論に謎を突きつける楕円銀河の祖先たち

2019-08-08 国立天文台 アルマ望遠鏡で観測された、110億年以上過去の宇宙に存在する巨大銀河の想像図(図中にある4つの大きい銀河)。多量の塵(ちり)を含み、その中で爆発的に星が生み出されており、やがて巨大楕円銀河へと進化していくこ...
1702地球物理及び地球化学

アルマ望遠鏡にまつわる10のこと

南米チリの標高5,000mの高地に建設され、2011年に科学観測を開始した巨大望遠鏡。塵やガス、物質が放つかすかな電波を「視力6000」に相当する圧倒的な性能でとらえる。日本を含む22の国と地域が協力して運用するアルマ望遠鏡。
1701物理及び化学

若い星のまわりで見つかった「衛星を作る」周惑星円盤

アルマ望遠鏡を用いて「周惑星円盤」を初めて観測した。若い恒星を取り巻く塵とガスの円盤の中で作られた新しい惑星の周りの小さな円盤構造のこと、理論的な計算によって予言されてきた。木星のまわりのような衛星系を生み出すもとと考えられている。
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1702地球物理及び地球化学

アルマ望遠鏡が見た部分日食

2019-07-11  国立天文台 2019年7月2日、南米の一部で皆既日食が見られました。アルマ望遠鏡のあるアタカマ高地では、太陽の76%が月に隠される部分日食となりました。この部分日食を、アルマ望遠鏡の日本製12mアンテナ1台で日食の様...
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡が初めて明らかにした、大質量原始星を取り巻くガス円盤の姿

2019-07-08 国立天文台 アルマ望遠鏡が撮影した、巨大原始星G353.273+0.641。原始星周囲のコンパクトな構造を赤、円盤を黄、その外側に広がるガス(エンベロープ)を青に着色して疑似カラー合成しています。 オリジナルサイズ(1...
1701物理及び化学

冷たい輝きを放つ天王星の環

2019-06-28 国立天文台 天王星の環は大規模な望遠鏡でなければ観測できないため、1977年まで発見されることはありませんでした。しかし今回、チリのアタカマ砂漠にある2つの巨大望遠鏡、アルマ望遠鏡と欧州南天天文台VLT によって撮影さ...
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、観測史上最遠の合体銀河の証拠をとらえた

2019-06-18 国立天文台 アルマ望遠鏡による観測結果をもとに描かれた、131億光年彼方の合体銀河B14-65666の想像図。 オリジナルサイズ(3.6MB) アルマ望遠鏡による観測で、遠方銀河に酸素、炭素、塵がそろって発見され、13...
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡で迫る大質量連星系の起源

2019-03-28 国立天文台 アルマ望遠鏡で観測されたIRAS 07299-1651とその周囲のガス雲。背景は、連星系の母体となるガスと塵の雲の分布(緑)。ガス雲の中の速度構造(赤:地球から遠ざかる運動、青:地球に近づく運動)から、大き...
1701物理及び化学

32億年前の宇宙に存在した大量の塵

宇宙初期の星形成史をさかのぼる 2019-03-20 国立天文台 銀河MACS0416_Y1の観測画像。132億光年の距離にある銀河で、アルマ望遠鏡が捉えた塵が放つ光を赤色、酸素が放つ光を緑色、ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた若い星が放つ光を青色...
1701物理及び化学

地球型惑星の形成現場を描き出す

アルマ望遠鏡で捉えた“原始ミニ太陽系” 2019-03-14  国立天文台 アルマ望遠鏡がとらえた若い星おうし座DM星のまわりの塵の円盤。 オリジナルサイズ(217KB) アルマ望遠鏡による観測で、おうし座DM星をとりまく原始惑星系円盤の塵...
1701物理及び化学

赤ちゃん星はふたつの発声法で産声を上げる

2019-02-26  国立天文台 アルマ望遠鏡の観測にもとづいた、原始星MMS5/OMC-3の想像図。中央にある原始星から、細く絞られたものと幅が広いものの2種類のガス流が噴き出しているようすが描かれている。 アルマ望遠鏡による観測で、原...
1701物理及び化学

ガス雲を振り回す野良ブラックホール

アルマ望遠鏡で天の川銀河の中心核「いて座 A*」から約20光年離れた異常な㏿度を持つ分子ガス雲に、高解像度の電波観測を行い「見えない重力源」に強く引っ張られ公転運動する様子を捉えた。太陽の3万倍にも匹敵する質量が集中していることが明らかに。
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