1701物理及び化学 超短パルス強レーザー場で、超高分解能分光計測に成功! 強レーザー場超高分解能フーリエ変換(SURF)分光法によって、希ガス原子イオンであるアルゴン(Ar)・クリプトン(Kr)の一価イオンのスピン軌道分裂エネルギーを10-7の精度で決定することに成功した。 2021-09-16 1701物理及び化学
1701物理及び化学 重水素で探る系外惑星系と太陽系の成り立ち~アルマ望遠鏡による惑星誕生現場の大規模観測~ アルマ望遠鏡を用いて、5つの若い星を取り巻く原始惑星系円盤を大規模に観測し、惑星の形成現場における重水素を含む分子とイオン化率の分布を、これまでにない高い解像度で描き出すことに成功した。 2021-09-16 1701物理及び化学
1701物理及び化学 ハイパー核の束縛エネルギー精密測定へ~ハイパートライトンパズルの解明に向けて~ 大強度陽子加速器施設「J-PARC」においてK中間子ビームが照射された写真乾板データを、独自に開発した機械学習モデルによって解析し、ハイパー核の一種である「ハイパートライトン」の生成と崩壊の事象を可視的に検出することに成功した。 2021-09-15 1701物理及び化学
1701物理及び化学 天の川銀河中心ブラックホールを回る星の動きをアルマ望遠鏡で見る アルマ望遠鏡を用いて天の川銀河中心の観測を行い、この領域の星がランダムに動いているのではなく、いくつかのグループに分類できることがわかった。いて座Aスター近傍では、多くの星はいて座Aスターを中心に時計回りに公転している。 2021-09-14 1701物理及び化学
1701物理及び化学 星の最終進化始まりの合図を発見 水分子からのメーザー放射とともに、一酸化ケイ素によるメーザー放射をとらえることのできるシステムを開発し、 「宇宙の噴水」天体の監視観測を実施した。IRAS16552-3050という天体で、 星の直近にあると考えられる一酸化ケイ素からのメーザー放射が新たに出現したことを発見した。 これは、大規模なジェット放出が始まったところだと考えられ、惑星状星雲への進化を始める合図を発見したことになる。 2021-09-13 1701物理及び化学
1701物理及び化学 世界最大規模の”模擬宇宙”を公開~宇宙の大規模構造と銀河形成の解明に向けて~ 国立天文台のスーパーコンピュータ「アテルイII」の全能力を使ったシミュレーションによって、世界最大規模の“模擬宇宙”を作ることに成功しました。この模擬宇宙のデータは誰もが使える形で公開され、宇宙の構造形成や天体形成の謎の解明に役立てられる。 2021-09-10 1701物理及び化学
1701物理及び化学 アルマ望遠鏡バンド1受信機、ファーストライトを達成 国際協力の下で開発を続けてきたアルマ望遠鏡のバンド1受信機が、チリのアルマ望遠鏡山麓施設でアンテナに搭載された。2021年8月14日に、月からの電波を初めて受信する「ファーストライト」に成功した。アルマ望遠鏡の受信機の中でも最も低い周波数帯の電波を観測できるバンド1受信機を用いることで、冷たい宇宙の観測がより大きく前進することが期待。 2021-09-09 1701物理及び化学
1701物理及び化学 ガラスの流動化を生み出すミクロな構造 静置状態では流動せず固体的に振る舞うが一定以上の力を加えると流体のように流れる、降伏流体と呼ばれる物質は、普遍的にHerschel-Bulkley則と呼ばれるレオロジー法則に従うことが経験的に知られていた。コンピュータシミュレーションと理論解析を用いて、Herschel-Bulkley則に従う最もシンプルな物質である単純ガラスにおいて、同法則のミクロな構造起源の解明に成功した。 2021-09-06 1701物理及び化学
1701物理及び化学 ナノスケールで整列する電子を可視化~物性理論の常識を覆す電子のうねりの発見~ 世界最高の空間分解能を有するレーザー光電子顕微鏡を用いて、鉄系超伝導体における電子の空間分布をナノメートルの精度で可視化。液晶状態にある電子が、結晶格子と全く独立に存在するうねりを示すことを発見。 2021-09-03 1701物理及び化学
1701物理及び化学 新しいメカニズムによる動的量子相転移を発見~反ユニタリー対称性の自発的破れ~ 周期的に駆動された量子多体系において、「隠れた反ユニタリー対称性の自発的破れ」に起因した新しいメカニズムによる動的な相転移現象を発見した。 2021-09-02 1701物理及び化学
1701物理及び化学 超重元素の初めての精密質量測定に成功 〜新元素の新しい原子番号決定法の証明〜 重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」の気体充填型反跳核分離器(GARIS-II)と多重反射型飛行時間測定式質量分光器(MRTOF) を用いて、原子番号105番の超重元素ドブニウム同位体257Dbの質量を精密に測定することに成功した。 2021-09-01 1701物理及び化学
1701物理及び化学 スパコンで予言する魅惑の新粒子「チャームダイオメガ」 チャームクォーク6個からなる新粒子「チャームダイオメガ(ΩcccΩccc)」の存在を理論的に予言した。 2021-08-30 1701物理及び化学