1701物理及び化学 赤ちゃん星はふたつの発声法で産声を上げる 2019-02-26 国立天文台アルマ望遠鏡の観測にもとづいた、原始星MMS5/OMC-3の想像図。中央にある原始星から、細く絞られたものと幅が広いものの2種類のガス流が噴き出しているようすが描かれている。アルマ望遠鏡による観測で、原始星... 2019-02-26 1701物理及び化学
1600情報工学一般 新しい光誘起超伝導メカニズムの発見 モット絶縁体にパルス光を照射することにより、「ηペアリング状態」と呼ばれる珍しい超伝導(ηペアリング超伝導)が生じ得ることを、スーパーコンピュータ「京」などによる計算機シミュレーションをもとにして理論的に予言した。 2019-02-23 1600情報工学一般1701物理及び化学
0400電気電子一般 ナノ空間に閉じ込められた水の「負の誘電率」を発見 層状化合物のナノ層間にリチウムイオンと共に閉じ込められた水分子が負の誘電率を持つことを発見した。また、水が負の誘電率を持つことで、層状化合物の電気二重層容量が大幅に増大することを実験・理論の両面から実証した。 2019-02-21 0400電気電子一般0401発送配変電0405電気設備1701物理及び化学
0300航空・宇宙一般 中性子星合体からの光を分析する世界最高精度の原子データの構築 宇宙の彼方で起こった中性子星同士の衝突と大爆発に由来する光の分析を可能とするデータを、世界最高の精度で求めることに成功した。宇宙に存在する金やプラチナなどの貴金属の起源を解明する重要な手がかりとなる。 2019-02-21 0300航空・宇宙一般1700応用理学一般1701物理及び化学
1701物理及び化学 単極子を制御できる新たな物質 スピネル型構造を持つイリジウム酸化物の薄膜を基板で制御することにより、スピンのN極とS極が分化した単極子(モノポール)が粒子のように振る舞う「U(1)量子スピン液体」という状態が、従来よりも高温で出現しうることを理論的に発見した。 2019-02-13 1701物理及び化学
1701物理及び化学 ガス雲を振り回す野良ブラックホール アルマ望遠鏡で天の川銀河の中心核「いて座 A*」から約20光年離れた異常な㏿度を持つ分子ガス雲に、高解像度の電波観測を行い「見えない重力源」に強く引っ張られ公転運動する様子を捉えた。太陽の3万倍にも匹敵する質量が集中していることが明らかに。 2019-02-12 1701物理及び化学
1701物理及び化学 超高速・超指向性・完全無散逸の3拍子がそろった理想スピン流の創発と制御 擬一次元の結晶構造を持つビスマスヨウ化物β-Bi4I4において、「弱い」トポロジカル絶縁体相を世界で初めて観測した。で結晶の冷却速度を制御する事により、通常絶縁体からトポロジカル絶縁相へと転移させ、スピン流のON/OFF制御を実証した。 2019-02-12 1701物理及び化学
1601コンピュータ工学 量子コンピュータ開発の進展 量子コンピュータ開発が世界的に活発化しており、この1年間で9から72量子ビットへと集積度は急激に向上し、量子状態の持続(コヒーレンス)時間も、この20年間でナノ秒から数百マイクロ秒まで飛躍的に伸びている。 2019-02-09 1601コンピュータ工学1700応用理学一般1701物理及び化学
1701物理及び化学 アルマ望遠鏡、巨大赤ちゃん星のまわりで塩を発見 2019-02-08 国立天文台アルマ望遠鏡が地球からおよそ1500光年離れた若い星を観測し、その星を取り巻くガスの円盤の中に塩(塩化ナトリウム)が含まれていることを発見しました。年老いた星の大気中では検出されたことがありますが、若い星の... 2019-02-08 1701物理及び化学
1701物理及び化学 若い星を取り巻く円盤での雪解けが有機分子を放つ 2019-02-05 国立天文台アルマ 望遠鏡で観測した「オリオン座V883」の疑似カラー画像。塵の分布をオレンジ、メタノール分子の分布を青で示しています。 オリジナルサイズ(980KB)アルマ望遠鏡が、若い星を取り巻く円盤の中に有機分子... 2019-02-05 1701物理及び化学
1701物理及び化学 磁気モーメントから分かる銅同位体の新たな姿 中性子過剰な銅同位体75Cu(陽子数29、中性子数46)原子核の励起状態の磁気モーメント測定に世界で初めて成功した。 2019-01-30 1701物理及び化学
1701物理及び化学 電子相関と高移動度を併せ持つディラック半金属を発見 電子間に働くクーロン相互作用(電子相関)が極めて強い場合でも、電子の移動度が極めて高い「ディラック半金属」を発見しました。 2019-01-26 1701物理及び化学