1701物理及び化学

分子性物質の超伝導発現機構を理論的に解明 0502有機化学製品

分子性物質の超伝導発現機構を理論的に解明

有機超伝導体の一つκ型分子性物質の超伝導発現機構を理論的に明らかにした。電子数を増やすと、銅酸化物高温超伝導体と同じタイプの超伝導が現れ、電子数を減らすと、幾何学的フラストレーション効果により、三角格子に特有な新奇な超伝導が現れる。
単一光子から単一電子スピンへ情報の変換に成功 1600情報工学一般

単一光子から単一電子スピンへ情報の変換に成功

ゲート制御型の半導体量子ドット構造を改良して、単一粒子レベルで角運動量が光子から電子へと移されることを実証し、光の単位である光子から作られた単一電子スピンを捉えて、その情報を読み取ることに成功した。
生命が居住可能な系外惑星へのスーパーフレアの影響を算出 1700応用理学一般

生命が居住可能な系外惑星へのスーパーフレアの影響を算出

太陽型恒星でのスーパーフレアの発生頻度とエネルギーおよび極紫外線を考慮した惑星放射線環境と大気散逸の定量的評価を世界で初めて行った。
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若い星のまわりで見つかった「衛星を作る」周惑星円盤 1701物理及び化学

若い星のまわりで見つかった「衛星を作る」周惑星円盤

アルマ望遠鏡を用いて「周惑星円盤」を初めて観測した。若い恒星を取り巻く塵とガスの円盤の中で作られた新しい惑星の周りの小さな円盤構造のこと、理論的な計算によって予言されてきた。木星のまわりのような衛星系を生み出すもとと考えられている。
定説覆す発見 10nmサイズの高品質マグネタイト作製で明らかに 0403電子応用

定説覆す発見 10nmサイズの高品質マグネタイト作製で明らかに

ナノサイズ化したマグネタイトでは転移特性が失われるという通説を覆し、欠陥などの外的擾乱因子を除いた純粋なマグネタイトは、優れた伝導特性(転移特性)を示すことを発見。
小惑星探査機「はやぶさ2」第2回目タッチダウン成功について 1701物理及び化学

小惑星探査機「はやぶさ2」第2回目タッチダウン成功について

2019-07-11  宇宙航空研究開発機構 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」を小惑星Ryugu(リュウグウ)へ接地(タッチダウン)させ、リュウグウの試料を採取する運用を実施しました。 「はやぶ...
第2回タッチダウンへのアプローチ ~その3:行うべきか、行わざるべきか~ 1701物理及び化学

第2回タッチダウンへのアプローチ ~その3:行うべきか、行わざるべきか~

4月5日に衝突装置(SCI)によって人工クレーターを小惑星リュウグウ表面に生成してから、その人工クレーター付近に降下する運用を4回行いました。すでにお話ししましたように、3回目の降下運用では、ターゲットマーカをタッチダウン候補地点に投下する...
初めて捉えた「銀河団衝突の瞬間」 1701物理及び化学

初めて捉えた「銀河団衝突の瞬間」

二つの銀河団が衝突し始めるときに発生すると予測されていた衝撃波の存在を初めて観測した。
アルマ望遠鏡が初めて明らかにした、大質量原始星を取り巻くガス円盤の姿 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡が初めて明らかにした、大質量原始星を取り巻くガス円盤の姿

2019-07-08 国立天文台アルマ望遠鏡が撮影した、巨大原始星G353.273+0.641。原始星周囲のコンパクトな構造を赤、円盤を黄、その外側に広がるガス(エンベロープ)を青に着色して疑似カラー合成しています。 オリジナルサイズ(12...
重陽子による元素変換確率の増大~そのまま融合するか、分裂してから一部だけ融合するか~ 1701物理及び化学

重陽子による元素変換確率の増大~そのまま融合するか、分裂してから一部だけ融合するか~

重イオン加速器施設(RIBF)を用いて、パラジウム-107を不安定核ビームとして取り出し、50MeV/uのエネルギーで重陽子との原子核反応を観測し、重陽子による元素変換確率が増大。「不完全融合反応」過程を正しく取扱い説明できた。
絶縁体中を動き回る謎の中性粒子を検出~「絶縁体」における「金属」的な熱の伝搬~ 1701物理及び化学

絶縁体中を動き回る謎の中性粒子を検出~「絶縁体」における「金属」的な熱の伝搬~

絶縁体の内部を動き回る、電荷をもたずに熱のみを伝える中性粒子を発見した。イッテルビウム12ホウ化物(YbB12)絶縁体を絶対零度近傍まで冷却。電気的に絶縁体で電気は伝えないにも関わらず、熱の伝導が金属と同じ振る舞いをすることを発見した。
冷たい輝きを放つ天王星の環 1701物理及び化学

冷たい輝きを放つ天王星の環

2019-06-28 国立天文台天王星の環は大規模な望遠鏡でなければ観測できないため、1977年まで発見されることはありませんでした。しかし今回、チリのアタカマ砂漠にある2つの巨大望遠鏡、アルマ望遠鏡と欧州南天天文台VLT によって撮影され...
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