1202農芸化学 イネ紋枯病等に強くなり、かつ花が大きくなる遺伝子を発見~紋枯病の新たな防除方法の開発に貢献~ 遺伝子組換え技術により植物全体で強く働かせると、イネ紋枯病などの病害に強くなり、かつ花が大きくなる遺伝子BSR2をイネから見出した。 2019-03-04 1202農芸化学
1202農芸化学 種なしカンキツの育種を加速する技術を開発 カンキツの花粉量と花粉の受精能力を判別できるDNAマーカーを開発した。育種に利用すれば、芽生えの段階で花粉量が少なく花粉の受精能力が低い個体を選抜できるため、種なしカンキツ品種の育成を効率化することができる。 2019-03-04 1202農芸化学
1202農芸化学 食糧生産に甚大な被害をもたらす寄生植物ストライガの養水分収奪機構を解明 サブサハラアフリカ地域で食糧生産に甚大な被害をもたらしている根寄生雑草ストライガが、高い蒸散を維持するために特異なたんぱく質を持っていることを発見した。 2019-02-26 1202農芸化学
1202農芸化学 カメムシに特異的な免疫の仕組みを発見 新しい昆虫の免疫機構の一端を、果樹の害虫であるチャバネアオカメムシで解明した。カメムシ目昆虫には特有の微生物認識タンパク質が存在することを世界で初めて明らかにした。 2019-02-25 1202農芸化学
1202農芸化学 コムギの粒数を制御する遺伝子を発見~「きたほなみ」の多収の秘密が明らかに~ コムギの着粒数を制御する遺伝子を発見し,この遺伝子が変異することにより、コムギの収量が向上することを明らかにした。 2019-02-22 1202農芸化学
1202農芸化学 害虫の唾液からイネの食害を促すタンパク質を発見 イネ害虫のツマグロヨコバイの唾液から、イネの食害に必要不可欠なタンパク質「NcSP75」を発見した。このタンパク質の発現を抑えると、ツマグロヨコバイはイネの液汁を吸うことができなくなり、成長が阻害されるとともに、産卵数が減少した。 2019-02-12 1202農芸化学
1202農芸化学 干ばつに強く、水を節約して育つコムギの開発に成功 耐乾性に関与するアブシジン酸(ABA)受容体に着目し、そのタンパク質をコムギの植物体内で多く作らせることで、水消費量を抑えながら穀物生産を実現する節水型耐乾性コムギを開発することに成功した。 2019-02-12 1202農芸化学
1202農芸化学 キクタニギクのゲノムを解読、開花に関わる遺伝子探索へ キクタニギクのゲノム解析を行い、開花に関わる遺伝子の探索と栽培ギクのゲノム配列変異の検出などを行った。今回、全ゲノムの89%にあたる2.72Gbの配列を解読しました。解読した配列から推定された遺伝子数は71,057。 2019-02-05 1202農芸化学
1202農芸化学 かびの二次代謝活性化~ネクトリアピロン類の生合成遺伝子を同定~ 「イネいもち病菌(かびの一種)」において、二次代謝産物であるネクトリアピロン類の生産誘導を引き起こし、ネクトリアピロン類の生合成遺伝子クラスターを同定することに成功した。 2019-01-28 1202農芸化学
1202農芸化学 植物における「匂い受容体候補」の発見~鼻がない植物が匂いを嗅ぐ仕組みの一端を解明~ 葉の細胞の核内で遺伝子の転写を制御するのに関わっているタンパク質が匂いセンサーとなっていることを見出した。 2019-01-26 1202農芸化学
1202農芸化学 コーヒー粕で土壌消毒 農研機構はコーヒー粕を利用した新たな土壌消毒技術を開発した。コーヒー粕と鉄塩から製造した殺菌用資材(ポリフェノール鉄錯体)を、過酸化カルシウムと共に土壌に施用することにより、青枯病の発病が抑制されることを実験室レベルで確認した。 2019-01-10 1202農芸化学
1202農芸化学 広範囲の植物病原糸状菌が分泌する感染因子の機能を解明 広範囲の植物病原糸状菌が共通してもっているエフェクター「NIS1」が、植物の病原体認識機構の中枢を攻撃していることを発見した。さらに、イネいもち病菌においては、NIS1の喪失によって病原性が劇的に低下することも確認できた。 2019-01-08 1202農芸化学