キュリオシティ探査車、火星で蜂の巣状地形を発見(NASA’s Curiosity Mars Rover Discovers Field of Honeycomb Textures)

2026-07-29 NASA

NASAの火星探査車キュリオシティは、ゲール・クレーター内で蜂の巣状(ハニカム状)の多角形模様が広範囲に分布する地形を発見した。このような多角形構造自体は火星で過去にも確認されているが、今回のように広い範囲を覆う例は珍しく、その形成メカニズムは未解明である。研究チームは、APXS、MAHLI、ChemCam、Mastcamなどの観測機器を用いて、多角形の尾根部と中央部の化学組成や微細構造を詳細に調査している。また、周囲には暗色の礫が多数散在しており、上位地層から移動した岩石、古代の衝突で飛散した破片、あるいは隕石である可能性が検討されている。過去には同様の暗色岩から隕石に多いニッケルが検出された例もあり、今回の試料分析によって起源の解明が期待される。本発見は、火星表層の風化・堆積・地下水・衝突史などの地質環境を理解する重要な手掛かりとなるものであり、キュリオシティは今後も周辺地層の調査を継続する予定である。

キュリオシティ探査車、火星で蜂の巣状地形を発見(NASA’s Curiosity Mars Rover Discovers Field of Honeycomb Textures)
A close-up of the polygon fractures discovered by NASA’s Curiosity Mars rover highlights their honeycomb-like textures
NASA/JPL-Caltech/MSSS

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1702地球物理及び地球化学
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