接着剤不要の紙包装レーザー封止技術を開発(Sealing Paper Packaging without Adhesives)

2026-03-02 フラウンホーファー研究機構

ドイツのフラウンホーファー研究機構は、「PAPURE」プロジェクトで接着剤を使わずに紙包装を密封する技術を開発している。紙包装はリサイクル性やCO₂排出の低さなどプラスチックに対する利点を持つが、従来は接着剤やプラスチック層が必要で、それがリサイクル工程での汚染や品質低下を引き起こしていた。このプロジェクトでは、COレーザー照射で紙表面を処理し、セルロースやリグニンなどの主要成分を短鎖化させて可融性の反応生成物を作る。この処理によって紙自体が接着剤の代わりとなり、伝統的な熱接触シール工程で重ねた紙同士を接合できるようになる。研究チームは材料評価、レーザー処理、シールシステムの開発、デモプラント立ち上げを進めており、既存の生産ラインへの導入と大規模生産への展開を目指している。展示会「Interpack 2026」で実演予定である。

接着剤不要の紙包装レーザー封止技術を開発(Sealing Paper Packaging without Adhesives)
© Fraunhofer IVV
Process for sealing a laser-modified paper web without additives

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0107工場自動化及び産業機械
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