2025-04-27 中国科学院(CAS)
A demostration of the distant retrograde orbit. /CSU
中国科学院の宇宙利用技術工学センター(CSU)は、地球—月距離(約35万km)での初の衛星レーザー測距に成功した。実験は、遠隔逆行軌道(DRO)にあるDRO-A衛星をターゲットに、1.2メートル口径の地上レーザー測距システムを用いて行われた。DRO-A衛星は2024年3月打ち上げ後、123日間の修正操縦を経て軌道投入された。この成功により、地球—月空間における自動航行衛星の航法システムが確立され、今後の月・深宇宙探査に弾みをつける。
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