2022年1月15日 トンガ王国フンガトンガ・フンガハアパイ火山の噴火~合成開口レーダー(SAR)解析によって明らかとなった地形変化
2022年1月15日(UTC)にトンガ王国の首都ヌクアロファから北に約60kmの位置にあるフンガトンガ・フンガハアパイ(Hunga Tonga-Hunga Ha'apai)火山が噴火しました。日本の地球観測衛星「だいち2号」(ALOS-2)に搭載された合成開口レーダー(PALSAR-2)のデータを使用して画像の分析を行いました。フンガトンガ・フンガハアパイ火山の中央部に噴火による影響とみられる明瞭な地形変化が認められます。
トンガタプ島で噴火後に反射強度が下がっている領域が見られます。津波などの原因で浸水または水没した可能性があります。
2022-01-27
1702地球物理及び地球化学