2021-11

1700応用理学一般

南極隕石821個を新たに分類 ~Meteorite Newsletter Volume 28を発行~

南極隕石ラボラトリーは、南極隕石821個を新たに分類し、その結果を掲載した「Meteorite Newsletter Volume 28」を発行しました。今回分類されたのは、Yamato -74、-79、98、00隕石(それぞれ第15、20、39、41次南極地域観測隊で採取)、Belgica 98隕石(39次隊)、Asuka-87、-88隕石(29次隊)、日本とベルギーの共同探査で採取されたAsuka 09および12隕石(それぞれ51と54次隊)です。
0400電気電子一般

国内受託試験所初、「プレスフィット端子部品の実装基板評価サービス」開始

プレスフィット端子部品と基板の接続部に対し、挿入状態・接触状態などを確認する外観観察・断面観察や、温度・湿度などの使用環境を模擬した環境試験、基板のクラックや白化といったダメージ観察などをワンストップで実施し、接続信頼性を評価します。
1604情報ネットワーク

東芝データ、レシート読み取りアプリ「レシートスキャン」の提供を開始

アプリを使用して紙のレシートを撮影すると、自動的に文字情報がデータ化され、店舗名・購入した商品名や金額などを認識し登録することが可能です。登録された情報は、アプリ内で月毎にまとめて振り返ることができ、支出管理の手間の解消に貢献します。
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1900環境一般

最新の予測では世界の穀物収量に対する 気候変動影響の将来見通しが顕著に悪化

気候変動が進行した場合、今世紀末(2069-2099年)の世界の平均収量は、現在(1983-2013年)に比べて、トウモロコシでは24%減少するとの結果だった一方、コムギでは18%増加するとの結果でした。主要生産国の多い中緯度地域ではこうした収量変化がコムギでは2020年代後半から、トウモロコシでは2030年代後半から顕在化すると予測されました。
2000原子力放射線一般

材料が溶ける不思議”多成分系での共晶溶融現象”を解明~未知物質である福島第一原子力発電所の”燃料デブリ”の性状予測への第一歩~

“固体金属ジルコニウム”と“ステンレス鋼と炭化ホウ素の高温金属融体”を用いて、多成分系での共晶溶融現象を、実験・理論の両面から検証しました。今回用いた多成分系での共晶溶融について、拡散の速い軽元素成分(ホウ素や炭素など)が、重元素成分に先行して反応境界面に熱力学的に安定な相を形成し、その後の共晶溶融反応の進行に大きな影響を与えることを解明しました。
1601コンピュータ工学

小脳を模した光ニューラルネット回路 〜超高速・省電力の光リザバー計算チップを実現〜

小脳を模したニューラルネットワークの一種であるリザバー計算を,光を用いて超高速かつ低消費電力で処理可能な新しい光回路チップを作製しました。
1600情報工学一般

「8K文化財鑑賞ソリューション」による 『8Kで文化財 みほとけ調査』を東京国立博物館で特別公開

「8K文化財鑑賞ソリューション」とは、「8Kインタラクティブミュージアム」をベースに文化財活用センターおよび東京国立博物館と共同で開発したものです。通常は間近で見たり、手に取ったりすることができない貴重な美術品や工芸品などの文化財の高精細画像を8Kディスプレイに表示。直感的な操作で画像を拡大・縮小、回転させながら鑑賞することができます。
1503ロジスティクス

分割配送を可能にする「コスト最小型ルート配送最適化アルゴリズム」実用化へ~AIによる配送計画自動化の試行運用を開始

AI技術を活用して物流分野におけるルート配送の配送計画を最適化する「コスト最小型ルート配送最適化アルゴリズム」の試行運用を開始します。複数車両で荷物を配送する分割配送に対応したアルゴリズムにより、配送先とその順番、各車両に積載する荷物量を最適化するだけでなく、配送時間の指定および全車両の稼働時間の均等化も実現します。
1100衛生工学一般

既設エスカレーター向け移動手すり除菌装置の発売について~紫外線(UV-C)を照射して除菌~

新たに開発した除菌装置は、エスカレーター運行中に紫外線(UV-C)を移動手すりに照射して除菌します。実験の結果、約30分間で移動手すりが99%除菌できることが実証されました。
1603情報システム・データ工学

AI カメラによる自動撮影・配信ソリューション「STADIUM TUBE」の販売を開始~5G&AI により高精細スポーツ映像の低コスト配信を実現~

パノラマ映像が撮影可能な複数レンズ搭載の AI カメラ「Pixellot(ピクセロット)」を競技場などのスポーツ施設に設置し、会場全体のパノラマ映像を撮影します。その後、AI が映像を解析し、プレーを追従した部分を切り出した映像を作成し、クラウド上へのアップロードまでを自動で行います。AI 処理により、動きのあるプレー映像に絞ってアップロードすることで、伝送容量の低減が可能となり、固定回線を使わずとも安定した試合のライブ配信が可能となります。
1202農芸化学

イネの安定多収に欠かせないケイ酸チャネルの構造基盤を解明

イネ由来ケイ酸チャネルLsi1の立体構造を1.8 Åの解像度で決定しました。立体構造からLsi1がケイ酸を選択的に吸収する分子メカニズムが明らかになりました。植物が根から栄養素を吸収する輸送体の立体構造を深く理解し、コントロールできれば、作物の生産性の安定や安全性の向上に役立つことが期待されます。
0700金属一般

「JX金属-産総研 未来社会創造 素材・技術連携研究ラボ」を設立

JX金属-産総研 未来社会創造 素材・技術連携研究ラボを設立します。産総研の製造プロセス技術、素材特性の評価技術と、JX金属の非鉄金属に関する幅広い技術や知見によって、革新的な素材・技術の社会実装を促進するとともに、イノベーションを生み出す技術開発への取り組みを通して、持続可能な未来社会の創造に貢献してまいります。 
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