2018/11/29 運輸安全員会
概要
報告書番号 | AI2018-7-2 |
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発生年月日 | 2017年09月23日 |
発生場所 | 大阪府大阪市 |
航空機種類 | 飛行機 |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式777-200型 |
登録記号 | PH-BQC |
運航者 | KLMオランダ航空 |
事故等種類 | 航空機から脱落した部品と物件との衝突 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2018年11月29日 |
概要 | KLMオランダ航空所属ボーイング式777-200型PH-BQCは、平成29年9月23日(土)、同社の定期868便としてアムステルダム・スキポール国際空港へ向けて関西国際空港を離陸した。同機が大阪市上空を加速上昇中、右主翼後縁付け根上方の胴体フェアリング(整流板)のパネルが脱落した。脱落したパネルが大阪市北区の道路上を走行中の車両に衝突した。 |
原因 | 本重大インシデントは、大阪市上空を離陸上昇中の同機から右主翼後縁付け根上方の胴体フェアリングのパネルが脱落したため、走行中の車に同パネルが衝突して損傷を与えたものと認められる。 同パネルが脱落したことについては、同パネルの前方上部を機体側に押さえつけて固定するためのブラケットが破損し同パネルの前方上部と機体との間に隙間が生じ、流れ込んだ空気の圧力及び振動によって同パネルが脱落したものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | 国土交通省航空局への情報提供 |