港湾におけるヒアリ確認調査の実施について

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2018-1-29 環境省
平成29年6月に特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)が国内で初めて確認されて以降、環境省及び国土交通省では、中国、台湾等からの定期コンテナ航路を有する68港湾における調査を同年8月より順次実施し、同年11月に一旦調査を終了したところです。
今般、冬季におけるヒアリの侵入状況を確認するために、中国、台湾等からの定期コンテナ航路を有する主要な11港湾を対象に調査を実施することとしましたので、お知らせします。
港湾におけるヒアリ確認調査の実施について

1. 調査の目的

ヒアリについては、平成29年6月9日に兵庫県尼崎市で初めて確認されて以降、現在までに12都府県、26事例が確認されています。
今般、冬季における侵入状況を確認することを目的として、ヒアリの確認調査を実施します。

2.調査の概要

専門業者による目視調査及び粘着トラップの設置による調査を、平成30年2月1日より順次実施します。
これまでのヒアリの確認状況や中国、台湾等からの貨物取扱量の多さから、東京港、横浜港、清水港、名古屋港、大阪港、神戸港、水島港、広島港、北九州港、博多港の10港、また冬季の気温等から那覇港の計11港湾を対象とします。
なお、本調査においてヒアリが発見された場合には、殺虫処分を行う等の緊急的な防除を実施します。

3.調査日程

調査地 トラップ設置日 トラップ回収日
大阪港 2月1日 2月5日
博多港 2月2日 2月9日
東京港 2月9日 2月13日
広島港 2月9、10日 2月14日
清水港 2月14日 2月19日
水島港 2月18日 2月21日
横浜港 調整中 調整中
名古屋港 調整中 調整中
神戸港 調整中 調整中
北九州港 調整中 調整中
那覇港 調整中 調整中

※調整中の港湾については、調査日が確定し次第、下記の環境省ホームページで、随時公表します。また、調査日は天候等の理由により変更になる可能性もあります。

4.結果の公表

本調査においてヒアリが確認された場合には、速やかに報道発表することとし、確認されなかった場合を含め、調査結果については随時、下記の環境省ホームページにて公表します。

環境省ホームページ  特定外来生物ヒアリに関する情報
URL:http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/fireant.html

連絡先
環境省 環境省自然環境局 野生生物課外来生物対策室
室長   曽宮 和夫
室長補佐  八元 綾
担当   知識 寛之

 

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