2026-07-16 ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)
米国ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)は、核融合スタートアップPacific Fusionとの共同研究により、次世代パルスパワー技術の開発を進めていると発表した。両者は、慣性核融合エネルギー(IFE)の実用化を目指し、LLNLが長年培ってきたパルスパワー技術や高エネルギー密度物理、診断技術の知見を活用して、大電流を極短時間で発生させる新しいドライバーシステムを開発する。Pacific Fusionは、高速コンデンサバンクを用いた電磁圧縮方式(Zピンチ)により核融合燃料を高密度・高温状態へ圧縮し、エネルギー増倍率100以上を目標としている。共同研究では、スイッチング技術、電力供給、システム設計、実験評価などを対象に技術開発を進める。LLNLは国家研究所として基礎研究や技術検証を担い、Pacific Fusionは商用核融合発電システムの実現を目指す。今回の連携は、国家研究機関と民間企業の協力によって核融合エネルギーの実用化を加速させる取り組みとして位置付けられている。

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