外径3.7mmの細径で摺動屈曲5,000万回の高耐久性を実現した産業用カメラ搭載機器向け摺動細径「CoaXPress2.0ケーブル Kタイプ」を発売

OKI電線は、半導体製造・検査装置など産業用カメラ搭載機器向けに、外径3.7mmと細径ながら摺動屈曲5,000万回を実現した高耐久「CoaXPress2.0ケーブル Kタイプ」を2025年12月より発売する。装置の高速化・複雑化によって、可動部・狭小部への配線では細径・高耐屈曲性・高速通信が同時に求められており、従来ケーブルでは寿命やメンテナンス負担が課題となっていた。新製品はCoaXPress2.0の新ラインアップで、従来品RAタイプ比で約1/2の細さ、約5倍の摺動屈曲性能を達成。Micro-BNCに対応し最大12.5Gbps/レーンの高速画像伝送を可能にすることで、可動部配線の信頼性向上・寿命交換低減に寄与する。画像検査装置、半導体製造装置、食品・医薬品の自動検査ラインなど幅広い用途に適し、同社は今後も産業自動化に対応した高性能ケーブル開発を継続する方針である。製品は「国際画像機器展2025」「国際ロボット展2025」でも展示予定。