全固体電池の性能を加熱処理で大幅に向上~電気自動車用電池への応用に期待~ 0501セラミックス及び無機化学製品

全固体電池の性能を加熱処理で大幅に向上~電気自動車用電池への応用に期待~

全固体電池の固体電解質と電極が形成する界面の抵抗(界面抵抗)が、大気中の水蒸気によって大きく増加し、電池性能を低下させることを発見した。さらに、増大した界面抵抗は加熱処理を行うことによって1/10以下に低減し、大気や水蒸気に全く曝露せずに作製した電池と同等の抵抗に改善できることを実証した。つまり、全固体電池の低下した性能を、加熱処理だけで大幅に向上させる技術を開発した。
ナノ構造光電極の電荷分離機構を実空間で可視化 ~太陽光水分解の材料開発を促進~ 0501セラミックス及び無機化学製品

ナノ構造光電極の電荷分離機構を実空間で可視化 ~太陽光水分解の材料開発を促進~

電気化学イメージングに特化したプローブ顕微鏡を用いて、微細構造を持つ半導体光電極の電荷分離機構を明らかにしました。独自開発した電気化学イメージング技術により、TiO2(酸化チタン)ナノチューブ光電極の局所反応を可視化。TiO2ナノチューブ光電極における電荷分離機構が直交型であることを実験的に初めて証明。
リンゴ黒星病の発生低減に貢献するリンゴの落葉収集機を市販化 1200農業一般

リンゴ黒星病の発生低減に貢献するリンゴの落葉収集機を市販化

リンゴ黒星病の発生源となる落葉の収集機に関する共同研究を行い、その成果である落葉収集機を2022年3月に市販化することになりました。本機は、雪解け後の地面に張り付いた落葉に対し8~9割の除去率を達成するとともに、手作業の約30倍の作業能率で収集することができます。
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反物質と太陽の重力相互作用~1兆分の16の精度を持った時計と反時計の比較~ 1701物理及び化学

反物質と太陽の重力相互作用~1兆分の16の精度を持った時計と反時計の比較~

陽子と反陽子の質量電荷比(質量/電荷)をそれぞれ測定し、1兆分の16という超々高精度で両者が一致していること、さらにアインシュタインの「弱い等価原理」が3%の精度で成立していることを明らかにしました。
量子もつれに劇的な変化をもたらす新たな条件の発見~量子測定と量子もつれに新たな知見~ 1701物理及び化学

量子もつれに劇的な変化をもたらす新たな条件の発見~量子測定と量子もつれに新たな知見~

量子もつれと量子測定の強さの競合によって生じる量子測定誘起相転移が発現するための新たな条件を発見しました。
福島の森林樹木の放射性セシウム汚染は今後どうなるか?新開発の計算モデルで汚染メカニズムを解明し将来予測を可能に 2005放射線防護

福島の森林樹木の放射性セシウム汚染は今後どうなるか?新開発の計算モデルで汚染メカニズムを解明し将来予測を可能に

放射性物質の動きを詳細に予測する計算モデル「SOLVEG-R」により、1F事故による放射性セシウムで汚染された森林について樹木の木部の汚染のメカニズムを明らかにするとともに、観測データがない森林における木部の濃度の変動予測を可能にしました。
マテリアルベースでのリザバー演算素子の開発とロボティクスへの応用に成功~AIロボットが何をつかんだか判別~ 0109ロボット

マテリアルベースでのリザバー演算素子の開発とロボティクスへの応用に成功~AIロボットが何をつかんだか判別~

単層カーボンナノチューブ(SWNT)/ポルフィリン(Por)-ポリオキソメタレート(ポリ酸、POM)複合体のランダムネットワークを人工知能素子の一種であるリザバー演算(RC)素子として応用し、ロボットアームのハンド部分から得られる触感信号をリザバー演算させることでロボットが何をつかんだのかを判別(把持物体認識)することに成功しました。
「富岳」を用いた1万超の原子を含むナノ物質の超高速光応答シミュレーションに成功 1700応用理学一般

「富岳」を用いた1万超の原子を含むナノ物質の超高速光応答シミュレーションに成功

先端のレーザー技術を用いた光科学の研究では、極めて強く短いパルス光を物質に照射することにより、多くの新奇な現象が発見されています。これらの現象を理解するためには、光を照射した物質の内部で起こる、電子やイオンのミクロな運動を解明することが必要です。本研究では、スーパーコンピューター「富岳」を用い、1万を超える原子を含むナノ物質の光応答の第一原理計算に、世界で初めて成功しました。
電子のスピンを駆動力とするナノモーターを提案 1700応用理学一般

電子のスピンを駆動力とするナノモーターを提案

電子の自転運動「スピン」を駆動力とするナノモーターを提案し、その駆動メカニズムに関する量子論を構築しました。微小機械の回転駆動に関する新技術へつながることが期待されます。
塩の結晶の角が分数電荷を持つことを理論的に解明~身近な結晶に潜むトポロジカルな性質の発見~ 1701物理及び化学

塩の結晶の角が分数電荷を持つことを理論的に解明~身近な結晶に潜むトポロジカルな性質の発見~

塩化ナトリウムの結晶の角に電気素量の1/8の大きさの電荷が分布することを理論的に解明しました。最も単純で身近なイオン結晶の一つである塩化ナトリウムの結晶の、これまで知られていなかった電気的性質を発見しました。塩化ナトリウムに限らず他のイオン結晶も同様に、角や表面に局在した電荷を持つことを示唆するため、産業・工業的応用上のさまざまな場面におけるインパクトが期待されます。
強固で安定したポラリトン状態の室温凝縮を実現 0400電気電子一般

強固で安定したポラリトン状態の室温凝縮を実現

光と物質間のハイブリッドな量子状態として知られる「ポラリトン状態」が、全無機ペロブスカイトと呼ばれる材料の使用により、全く新しい物理形態で形成されており、室温凝縮できることを示した。ハイブリッド状態をより強固で安定して形成でき、しかも室温で凝縮可能という点で従来の無機半導体もしくは有機半導体を用いた技術と異なり、新たな発見となる。
福徳岡ノ場の火山活動について(12 月27 日観測) 1702地球物理及び地球化学

福徳岡ノ場の火山活動について(12 月27 日観測)

福徳岡ノ場の火山活動について(12 月27 日観測)新島:12 月14 日の観測結果と比較し、新島は縮小しており、波浪により陸地が見え隠れしている状況であった。活動:観測中の噴火は認められなかった。変色水:新島の東側から茶褐色の変色水の湧出を認め、同位置から東側約5㎞にかけて黄緑色の変色水の分布を認めた。福徳岡ノ場の東約5㎞付近に長さ約400m弱の軽石と思われる筋状の浮遊物を認めた。
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