1501生産マネジメント 油を 0.5％で固める単結晶を特定！～新技術で安定な油のゲルの作製へ～
2025-06-25 広島大学広島大学などの研究チームは、植物油をゲル化する際に形成される繊維状結晶が「脂質ウィスカー結晶」という単結晶であることを、透過型電子顕微鏡と電子回折解析で世界で初めて確認しました。この結晶は機械的強度と安定性に優...
1501生産マネジメント 
1701物理及び化学 宇宙インフレーション期に、私たちは本当に隣人から孤立していたのか？
2025-06-24 京都大学研究チーム（京都大学・北京大学）は、初期宇宙のインフレーション期における原始ブラックホール（PBH）形成の予測精度を高めるため、従来の「セパレートユニバース近似」を拡張し、空間曲率を導入する新たな手法を開発した...
1702地球物理及び地球化学 ハロゲンが解き明かす月地殻の形成過程～塩素の鉱物－マグマ間分配が明らかにした月地殻の形成過程と月表面の二分性の起源～
2025-06-25 愛媛大学月表側地殻（Near side）と裏側地殻（Far side）の形成過程愛媛大学の研究グループは、月の高圧・高温環境を再現した実験により、塩素が鉱物とマグマの間でどう分配されるかを解明しました。これを基に月内部...
1600情報工学一般 動から静に変換する量子アルゴリズムを実証～IBM量子プロセッサーによる世界最大級のシミュレーション～
2025-06-24 東京大学東京大学とIBMの研究チームは、超伝導量子プロセッサー「IBM Heron」を用い、最大56量子ビットの量子多体系を対象に「Krylov量子対角化（KQD）法」によるシミュレーションを実証した。これは、時間発展...
0504高分子製品 極小の「分子フラスコ」で高分子を合成～機能性高分子の精密合成に期待～
2025-06-25 東京大学東京大学の研究グループは、単一のボトルブラシ高分子をナノサイズの「分子フラスコ」として利用し、その内部で高分子を合成する新手法を開発しました。この構造では主鎖周辺にモノマーを配置し、側鎖の立体反発を活かして反応...
0403電子応用 折り紙と切り紙の融合～引っ張って折り上げる「キリオリガミ（Kiri-origami）構造」で伸びる電子回路を実現～
2025-06-25 早稲田大学早稲田大学の研究チームは、折り紙と切り紙の構造を融合した「キリオリガミ（Kiri-origami）構造」を開発した。この構造は、平板部に硬く壊れやすい電子素子を実装でき、構造全体を引っ張ることで多数の折り線を...
1204農業及び蚕糸 スーパー作物「キヌア」の塩排出機構の一端を解明～塩害に強い作物の創出に向けた道を切り拓く～
2025-06-25 国際農研,名古屋大学,理化学研究所,京都大学,国際協力機構,生研支援センター国際農研などの共同研究チームは、スーパー作物・キヌアの強い塩耐性メカニズムを新たに解明しました。海水濃度（600 mM NaCl）下でも幼植物...
1903自然環境保全 MegaMove: バイオロギングで大型海洋動物111種を追跡調査
2025-06-24 総合研究大学院大学国際プロジェクト「MegaMove」では、バイオロギング技術を用いてサメや鯨、海鳥など大型海洋動物111種の移動経路を追跡し、世界の海洋面積の72%をカバーする広範なデータを収集した。解析の結果、複数...
0505化学装置及び設備 からだに安全な材料だけで微小液滴「マイクロカプセル」をつくる～油・界面活性剤を使わず、機能性成分を内包した液滴をつくる新手法を開発～
2025-06-25 産業技術総合研究所産総研と同志社大学の研究チームは、油や界面活性剤を一切使わず、生体に安全な材料だけで直径20マイクロメートル以下の微小液滴（マイクロカプセル）を形成する新技術を開発した。シリコーンゴム製マイクロ流路の...
1207植物保護 畑の中の暖かい場所には花が咲き、ミツバチが増える(Warmer spots within fields have more blooms and more bees)
2025-06-24 ペンシルベニア州立大学(PennState)The study's findings could be used to help inform precision agriculture approaches to h...
0401発送配変電 E-COMPでグリッドの脆弱性に対処(Addressing Grid Vulnerabilities with E-COMP)
2025-06-24 パシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)The U.S. electric grid is entering a new era marked by rising demand, greater comple...
0505化学装置及び設備 カーボンファイバー複合材の全構成要素をリサイクル可能な新手法を開発（NREL Publishes Method for Recycling All Components in Carbon Fiber Composites）
2025-06-24 米国国立再生可能エネルギー研究所（NREL）米国NRELは、炭素繊維複合材（CFRP）を構成する炭素繊維とエポキシ樹脂を完全分離・再利用できる新たなリサイクル法を開発した。ホット酢酸によるアセトリシス反応を用いて、繊維...