鹿児島大学

1701物理及び化学

太陽系、10,000光年も遠くで誕生か? 元素組成から探る太陽系誕生地と惑星系多様性の謎

2023-11-14 鹿児島大学 本学 天の川銀河研究センター 特任准教授 馬場淳一は、神戸大学大学院理学研究科の斎藤貴之准教授、国立天文台の辻本拓司助教らと共同で独自の理論モデルを構築し、天の川銀河(銀河系)における主要な元素の循環過程を...
1701物理及び化学

超巨大ブラックホールの成長メカニズムと銀河中心の物質循環を解明

2023-11-03 国立天文台 アルマ望遠鏡で観測したコンパス座銀河の中心部。銀河の中心には超巨大ブラックホールが存在する。画像では、状態の異なるガスを、赤色、青色、緑色、ピンク色で示している。中心を取り巻く高密度分子ガス(緑色)の円盤の...
1701物理及び化学

天の川銀河系内で最も活動的なマイクロクエーサージェットと相互作用している可能性のある分子雲を新たに発見

2023-06-15 国立天文台 概要: 鹿児島大学理工学研究科天の川銀河研究センター所属の酒見はる香研究員と国立天文台、名古屋大学からなる研究チームは、野辺山45m電波望遠鏡を用いた観測によりマイクロクエーサーSS433から噴出するジェッ...
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1701物理及び化学

KAGONMAプロジェクト:アンモニア分子の広域観測でさぐる星間ガス雲の温度分布と星形

2023-05-26 国立天文台 【 概要 】 名古屋市科学館の河野樹人 学芸員、鹿児島大学、ノースウェスト大学 (南アフリカ)、国立天文台、名古屋大学などのメンバーからなる国際研究チームは、野辺山45m電波望遠鏡を用いて、天の川のわし座と...
1701物理及び化学

X線連星から噴き出す宇宙ジェットはパワフルな宇宙のお掃除屋さん:宇宙ジェットで掃き集められた分子雲を新発見

2023-05-18 国立天文台 概要: 鹿児島大学理工学研究科天の川銀河研究センター所属の酒見はる香研究員と国立天文台、名古屋大学からなる研究チームは、野辺山45m電波望遠鏡とASTE望遠鏡を用いた観測によりX線連星SS433から噴出する...
1900環境一般

AIを用いて海岸の写真から漂着ごみの被覆面積を高精度に推定する新手法を開発

2022-02-04 海洋研究開発機構,鹿児島大学 1. 発表のポイント ◆AIを用いた画像解析によって、地上で撮影された海岸の写真等から、漂着ごみ(プラスチックや瓶・缶等の人工物、流木や灌木等の自然物)を検出することに成功。 ◆海岸におけ...
1701物理及び化学

惑星のゆりかごに降り積もる灰~天空の「降灰」現象の発見~

原始惑星系円盤内のガスと成長する塵の両方の運動を考慮した3次元の磁気流体力学シミュレーションを、「アテルイII」を用いて世界で初めて行いました。塵が円盤中心の原始星に落ちることなく成長する新しいメカニズムを発見しました。シミュレーションの結果、原始惑星系円盤の内側で大きく成長した塵は、円盤から垂直に吹き上がるガス流によって巻き上げられることが示されました。そしてその後、塵は遠心力によってガス流から分離し、最終的には円盤の外縁部に降り積もるようすが明らかになったのです。このメカニズムは、火山の火口から放出された噴煙、「降灰」によく似ており「天空の降灰現象」と名付けました。
1702地球物理及び地球化学

アルマ望遠鏡が描く双子の星の軌道運動

アルマ望遠鏡の観測データを活用して、若い連星であるおうし座XZ星系について調べ、連星を成す2つの星に付随する原始惑星系円盤が、互いに40度以上傾いていることが明らかになった。2つの星が互いに時計回りに運動していることを発見した。つまり、連星を作るそれぞれの星の原始惑星系円盤だけでなく、連星の軌道面を含む全てが、異なる面上にあることが明らかになった。
1701物理及び化学

銀河系外縁部の分子雲衝突候補天体の距離を精密に測定することに成功

2020-03-17 国立天文台 鹿児島大学の大学院生 小出凪人氏らの研究グループは、VERAを用いて、銀河系外縁部領域にある星形成領域IRAS 01123+6430に付随する水メーザー天体について年周視差の計測を行い、正確な距離の測定に成...
1701物理及び化学

ブラックホールの周りに広がる新たな「惑星」の世界

2019-11-25 国立天文台 巨大ブラックホールの周りに広がる惑星系の想像図(クレジット:鹿児島大学) オリジナルサイズ(3.4MB) 惑星が太陽のような恒星の周りを回る天体であることは、広く知られています。恒星が誕生する時は、その周り...
0502有機化学製品

がん手術後の炎症を抑える粒子状の被覆材を開発

ブタゼラチン疎水化で接着力が大幅向上、内視鏡で噴霧も可能に 深刻な偶発症の予防へ前進 2019-07-30 物質・材料研究機構 ,鹿児島大学 NIMSと鹿児島大学の研究グループは、消化管がん治療後の傷をふさいで組織の再生をうながす、新たな創...
1201畜産

中山間地域の耕作放棄地を活用した牛飼養の省力化と効率化に貢献する情報通信技術

牛肉生産の仕組みは,変革することが難しい状況がある.牛肉生産業システムを放牧基盤に変革し,IoT,特にICT技術を放牧牛管理に用いることができれば,人も牛も極めて畜産業が楽しくなる。
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