高温超伝導

1700応用理学一般

超伝導の最適化:精密転移温度評価理論に基づく、新高温超伝導物質の予言

2023-04-21 兵庫県立大学,理化学研究所 兵庫県立大学大学院 理学研究科の北谷 基治 助教(理化学研究所 創発物性科学研究センター 客員研究員)、東京大学 先端科学技術研究センターの有田 亮太郎 教授(理化学研究所 創発物性科学研究...
1700応用理学一般

量子物理学:超伝導のシミュレーション(Quantum physics: simulation of superconductivity)

ミュンヘンの研究チームは、固体モデル中の正電荷キャリアが結合してペアを形成する様子を、実験で初めてモニターしました。この過程は、高温超伝導の理解に重要な役割を果たす可能性がある。 A Munich team of researchers h...
1700応用理学一般

量子液晶の量子臨界点が超伝導転移温度を上昇させることを解明

2022-05-09 東京大学 発表のポイント 高い超伝導転移温度(注1)を導くメカニズムとしては、磁性の量子臨界点(注2)に関連した相互作用がこれまで最もよく知られていた。 鉄系超伝導体(注3)において、量子液晶(注4)の量子臨界点に由来...
0501セラミックス及び無機化学製品

超伝導体への期待が高まる(Things are heating up for superconductors)

2022-03-22 スウェーデン・リンショーピング大学 ・LiUの研究者たちは、二ホウ化マグネシウムを引き伸ばすと高温で超伝導になることを、多くの理論計算によって明らかにしました。この発見は、実環境に役立つ超伝導材料の発見に向けて大きな一...
1701物理及び化学

人工ニューラルネットワークで明らかになった高温超伝導の隠れた起源

光電子分光データから人工ニューラルネットワーク(ANN)を活用して『自己エネルギー』と呼ばれる物理量を取り出す手法を開発し、高温超伝導解明の鍵となる引力の痕跡を発見しました。
0402電気応用

反強磁性電子と共存する高温超伝導電子

銅酸化物高温超伝導体に潜む30年来の未解決問題に終止符 2020-08-20 東京大学,東京理科大学,理化学研究所 発表のポイント 銅酸化物高温超伝導体の内部に、構造的に平らで電荷分布も均一となる乱れの無い極めて綺麗な結晶面を見出し、そこで...
1701物理及び化学

銅酸化物におけるスピン系の超高速ダイナミクスを検出

時間幅7フェムト秒(fs)(1fs=10-15秒)のレーザーパルスを用いたポンプ-プローブ分光法を典型的な二次元モット絶縁体である銅酸化物Nd2CuO4に適用し、電荷キャリアの生成によって生じるスピン系のダイナミクスを世界で初めて検出した。
1701物理及び化学

銅酸化物高温超伝導体で2次元の強磁性ゆらぎを世界で初めて観測

銅酸化物の高温超伝導体では、反強磁性の絶縁体である母物質に正孔または電子キャリアを注入することで超伝導が発現するが、大量にキャリアを注入すると超伝導が消失する。大量に正孔を注入した銅酸化物で2 次元の強磁性ゆらぎを世界で初めて観測した。
1701物理及び化学

「電子液晶」が超伝導に与える影響を直接観測

鉄系超伝導体の一種であるセレン化鉄において、電子状態が一軸的方向性を持つ「電子液晶」状態が超伝導に大きな影響を与えていることを実験的に明らかにした。
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