1700応用理学一般 ベイズ推定を用いた新たな電子構造の解析法を開発 ~トポロジカル絶縁体などを巡る数々の論争の決着へ~ 「ベイズ推定」という統計学的手法を用いて電子構造の全貌を明らかにする新しい解析方法を開発した。 2021-07-28 1700応用理学一般
0501セラミックス及び無機化学製品 液体硫黄を活用した高速充放電可能な マグネシウム電池用正極複合材料の開発に成功 電気化学反応を利用したトップダウン的手法により、マグネシウム蓄電池正極に適した高性能な硫黄/硫化物複合材料の作製に成功した。 2021-07-27 0501セラミックス及び無機化学製品
1600情報工学一般 「富岳」を使ったゲリラ豪雨予報 ~首都圏で30秒ごとに更新するリアルタイム実証実験を開始~ スーパーコンピューター「富岳」を使い、首都圏において30秒ごとに更新する30分後までの超高速高性能降水予報のリアルタイム実証実験を行う。 2021-07-13 1600情報工学一般1702地球物理及び地球化学
1700応用理学一般 スパースモデリングを用いた高精度ノイズ除去法の開発に成功 周囲の圧力に応じて発光強度が変化する感圧塗料(PSP)による機器表面の圧力分布計測(PSP計測法)の後処理法として、圧力分布の再構成にスパースモデリングを用いたノイズ除去法を開発した。 2021-07-12 1700応用理学一般
1700応用理学一般 単一分子の精密ナノ分光 ~観察しているナノ物質の性質を正確に評価する手法の確立~ ナノメートルサイズの領域に局在する光を用いることで、原子分解能を持つ顕微鏡で観察しているナノ物質の性質を直接測る精密ナノ分光手法を確立した。 2021-07-02 1700応用理学一般
1504数理・情報 生命科学実験の効率的な自動化を実現するスケジューリング手法を開発 実験手順を複数の機器で効率よく実行するためのスケジューリング問題に対して、混合整数計画問題として数理的に定式化した上で、分枝限定法を用いて解を求める方法を開発した。 2021-06-28 1504数理・情報
1700応用理学一般 H‒イオンの低温高速伝導を実現 負の電荷を持つ水素であるヒドリド(H‒)イオンが、室温から300度までの低温領域で優れた伝導を示す固体材料を発見した。この優れたイオン伝導が、アニオン秩序による高温相(高伝導相)の低温安定化によってもたらされていることを見いだした。 2021-06-03 1700応用理学一般
1701物理及び化学 酸化亜鉛でスピン軌道相互作用と電子相関の共存を実証 ~新しい電子相開拓への手がかり~ 高品質の酸化亜鉛においてスピン軌道相互作用効果と強いクーロン相互作用(電子相関)が共存することを実証した。 2021-05-27 1701物理及び化学
0501セラミックス及び無機化学製品 分子構造により細孔径を制御したカーボン 炭素源の有機分子を合理的に設計し、焼成のみで細孔径が分子レベルで制御された多孔性カーボンを得ることに成功した。高カーボン化効率のため元の構造を保ったカーボンが再現性良く得られることに加え、分子設計により分子レベルでの細孔径制御が可能。 2021-05-24 0501セラミックス及び無機化学製品
0403電子応用 半導体量子ビットの確率的テレポーテーションに成功 半導体量子ドット中の電子スピン量子ビットを用いた「確率的テレポーテーション」に成功した。半導体量子コンピューターの大規模化において重要なステップである、3量子ビットのアルゴリズムを実現したもの。大規模な量子計算に向けた研究開発が一層進むと期待できる。 2021-05-07 0403電子応用
1700応用理学一般 離れていてもつながった電子の軌道運動の実証 ~ワイル粒子による特異な非局所量子性を観測~ ワイル粒子の存在により電子の軌道運動が2次元から3次元へと拡張できることが理論的に予測されてきたが、これまで観測できていなかった。トポロジカル半金属のトランジスターデバイスを測定することで、空間的に離れた表面の電子状態がワイル粒子により結合し量子化された3次元運動を示すことを観測した。 2021-05-07 1700応用理学一般
1701物理及び化学 ゲルのやわらかさの秘密:「負のエネルギー弾性」を発見 2021-03-04 東京大学,科学技術振興機構 ポイント ゲルのやわらかさを決める物理法則は何か?という非常に基本的な問題について、その鍵となる「負のエネルギー弾性」を世界で初めて発見しました。 「ゲルのやわらかさは、熱力学第二法則(エン... 2021-03-04 1701物理及び化学