理化学研究所

電子の液体状態と固体状態の競合を観測 1701物理及び化学

電子の液体状態と固体状態の競合を観測

代表的な酸化物半導体である酸化亜鉛中の電子が強い磁場中で、液体状態と固体状態の混じった特殊な性質を示すことを見いだした。
高温超電導線材の超電導接合を持つ永久電流NMR 2004放射線利用

高温超電導線材の超電導接合を持つ永久電流NMR

高温超電導線材の超電導接合を持つ永久電流核磁気共鳴(NMR)装置によるNMR信号取得に成功した。
低温X線回折イメージング・トモグラフィー技術の確立 2004放射線利用

低温X線回折イメージング・トモグラフィー技術の確立

細胞1個の内部構造を非侵襲的に(細胞を傷つけずに)可視化できる「低温X線回折イメージング・トモグラフィー」実験装置を開発し、その測定・解析方法を確立した。
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光ではたらくロドプシンタンパク質の機能予測を行う人工知能システムを開発 0502有機化学製品

光ではたらくロドプシンタンパク質の機能予測を行う人工知能システムを開発

光を吸収する機能を有するタンパク質である、ロドプシンの吸収波長をアミノ酸配列に基づいて予測するコンピュータアルゴリズムを、データ駆動型人工知能(機械学習)によって開発した。
中性子によるコンクリート内塩分の非破壊測定 2004放射線利用

中性子によるコンクリート内塩分の非破壊測定

「理研小型中性子源システムRANS(ランズ)」を用いて、コンクリート内の塩分に対して「中性子誘導即発ガンマ線分析法」を利用した非破壊測定技術を開発した。
クライオ電顕像からのタンパク質構造モデリングを高速化 1602ソフトウェア工学

クライオ電顕像からのタンパク質構造モデリングを高速化

タンパク質の立体構造をクライオ電子顕微鏡像から計算機シミュレーションを用いて精密化するための「高速並列計算アルゴリズム」を開発した。
キノコの新しい生理活性物質 0502有機化学製品

キノコの新しい生理活性物質

ウシグソヒトヨタケ(Coprinopsis cinerea)が産生する新しい生理活性物質であるヒトヨポディン類の発見と合成に成功した。ヒトヨポディンAは白血病細胞HL-60とマラリア原虫に対し、生育阻害活性を示すことが明らかになった。
中性子過剰なスズ同位体の巨大共鳴観測に成功 1701物理及び化学

中性子過剰なスズ同位体の巨大共鳴観測に成功

理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」を用いて、二重魔法数核「スズ-132(132Sn)」に対する「巨大共鳴状態」の観測に世界で初めて成功した。
アモルファス高分子の高次構造形成や粘度上昇をもたらす分子ユニット 0504高分子製品

アモルファス高分子の高次構造形成や粘度上昇をもたらす分子ユニット

高分子鎖の末端に導入するだけでアモルファス高分子に3次元的な高次構造を誘起し、劇的な粘度の上昇をもたらす分子ユニットを開発した。
超伝導不揮発メモリの実現 1601コンピュータ工学

超伝導不揮発メモリの実現

極低温で化合物IrTe2にパルス電流を加えることで超伝導状態を生成し、また生成された超伝導状態を異なるパルス電流で消去することに成功した。物質の状態制御により超伝導-非超伝導状態の書き換えをビットとした超伝導不揮発メモリ機能が実証された。
バイオマス生産性を向上させた環境ストレス耐性植物の開発 1202農芸化学

バイオマス生産性を向上させた環境ストレス耐性植物の開発

2つの遺伝子を植物に集積させることで、バイオマス生産性を向上させた環境ストレス耐性植物を開発した。また植物における環境ストレス耐性と成長のトレードオフの関係を打破できることを明らかにした。
水銀原子核はハムレット 1701物理及び化学

水銀原子核はハムレット

水銀同位体原子核の表面の形は、基本は球形で、中性子数が101、103、105の時には楕円体であrり、中性子数がこれより少ないと偶数、奇数にかかわらず球形になることがCERN-ISOLDEでの実験で示された。
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