東北大学

1700応用理学一般

2次元物質の電荷配列現象に 新たな機構「高次ネスティングベクトル」の関与を発見 ~低次元物質の物性解明に道~

2023-05-08 東北大学 大学院理学研究科物理学専攻 准教授 菅原 克明 【発表のポイント】 分子線エピタキシー(Molecular Beam Epitaxy; MBE)法注1)と原子置換(トポタクティック反応)法注2)との独自な組み...
1902環境測定

クライマーと生態学者が連携し全国90地点の環境DNA調査を実施~「山の人×科学者」で山岳域の健康状態 を見守るプロジェクトの始動~

2023-05-01 東北大学 〇生命科学研究科 教授 近藤倫生 【発表のポイント】 全国の山岳愛好家の協力で山岳域の渓流・湖から環境DNA注1を採取。山岳域に生息する生物(魚類・哺乳類・鳥類等)の種類や分布状況を明らかにするプロジェクトを...
1504数理・情報

金融時系列データの高速分析を可能にする数学的知見 −ランダム行列理論と相関行列の固有値の極限分布−

2023-05-02 東北大学 〇大学院理学研究科数学専攻 准教授 赤間 陽二 【発表のポイント】 数式を使ったモデルで経済の様々な課題を表現し、解析する数理経済学等で利用される因子分析モデル注1の因子と平均相関係数との数学的関係を明らかに...
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0404情報通信

6G通信に向けた光源の新原理を提案 ~周波数変換を可能にする時間変調磁性メタマテリアルの実現に期待~

2023-04-28 東北大学,科学技術振興機構 ポイント 第6世代移動通信システム(6G通信)に不可欠な、高周波のミリ波やテラヘルツ光を生み出す光源の新原理を提案しました。 新たな光源には磁石を用いた人工構造物質(磁性メタマテリアル)を用...
2000原子力放射線一般

世界初 物質中のアルファ線飛跡のリアルタイム画像化に成功 ~アルファ線内用療法など、さまざまな研究分野への応用に期待~

2023-04-26 早稲田大学,東北大学,名古屋大学,科学技術振興機構 ポイント 世界で初めて物質中のアルファ線の飛跡をリアルタイムで画像化することに成功 新しい高分解能放射線イメージング検出器の開発により実現 アルファ線内用療法など、今...
1700応用理学一般

反強磁性体におけるトポロジカルホール効果の実証に成功 ~磁気情報の新しい読み出し手法としての活用に期待~

2023-04-21 東京大学,理化学研究所,東北大学,富山県立大学,大阪大学,総合科学研究機構,J-PARCセンター,科学技術振興機構 発表のポイント スピンの立体的な配列に起因して、電子の進行方向が曲がる現象「トポロジカルホール効果」を...
1700応用理学一般

一瞬しか発生しない世界最強1000テスラ級超強磁場中で結晶の「のびちぢみ」の計測に成功 〜 酸化物で新たな「超」状態変化の兆候を発見 〜

2023-04-04 電気通信大学,東京大学,茨城工業高等専門学校,東北大学 発表のポイント 瞬間的にしか発生しない世界最強1000テスラ磁場発生装置に独自開発の100メガヘルツ超高速ひずみ計測を導入し、結晶の「のびちぢみ」を計測することに...
2004放射線利用

電子源からの電子放出量を7倍に増やす表面コ~ティング技術を開発~電顕や放射光施設の高性能化に期待~

2023-04-04 東北大学,日本原子力研究開発機構 【発表のポイント】 電子源の材料である六ホウ化ランタン(LaB6)に六方晶窒化ホウ素(hBN)をコーティングすることで仕事関数(注1)が2.2 eVから1.9 eVに低下し、電子放出量...
1700応用理学一般

異常ホール効果の超高速変化を10兆分の1秒の時間で観測することに成功 ~ミクロなメカニズムを解明する新手法を開拓~

2023-03-22 東京大学,科学技術振興機構 発表のポイント 磁性体特有の現象である異常ホール効果に注目し、光パルスを当てた直後に生じる超高速変化を10兆分の1秒の時間で観測することに初めて成功した。 異常ホール効果は一般にトポロジカル...
0502有機化学製品

XFELと電子顕微鏡による低分子有機化合物の結晶構造解析~2線源の特性を生かし、水素原子と電荷に関する情報を取得~

2023-03-21 理化学研究所,東北大学,高輝度光科学研究センター,科学技術振興機構 理化学研究所(理研)放射光科学研究センター 利用技術開拓研究部門 生体機構研究グループの高場 圭章 基礎科学特別研究員、利用システム開発研究部門 SA...
1700応用理学一般

ジャイロトロンを用いた金属磁性薄膜のサブTHz磁化ダイナミクス評価に成功~テラヘルツスピンデバイスへ向けて~

2023-03-20 京都大学 テラヘルツ波はbeyond 5Gなどの大容量・高速通信を担う周波数帯の電磁波です。反強磁性体やフェリ磁性体はその共鳴周波数がテラヘルツ付近にあるため、テラヘルツ波に応答する磁性材料として近年注目されています。...
0505化学装置及び設備

たんぱく質のアミノ酸残基選択的ラベル化を 可能とする光駆動型人工金属酵素の開発 ~働く環境の変化で潜在能力を引き出す~

2023-03-17 東北大学,科学技術振興機構 ポイント たんぱく質の内部空間に金属錯体を導入すること(人工酵素化)で人工金属酵素は構築されます。本研究では、金属錯体に潜在している光化学特性を人工酵素化によって引き出した光駆動型人工金属酵...
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