東京大学

西アフリカ半乾燥地域の重要作物ササゲに対する気候変動の影響を収量予測モデルにより推定~干ばつとともに過湿への対策が必要になることを示唆~ 1206農村環境

西アフリカ半乾燥地域の重要作物ササゲに対する気候変動の影響を収量予測モデルにより推定~干ばつとともに過湿への対策が必要になることを示唆~

2023-11-22 国際農研,農研機構,国立環境研究所,東京大学,ブルキナファソ農業環境研究所ポイント 西アフリカの重要作物ササゲの圃場栽培データに基づき、乾燥や過湿条件での収量予測精度を改善 気候変動により西アフリカ半乾燥地域では降雨頻...
強磁性半導体が示す特異なふるまいの謎を解明!~新しい第一原理計算手法が導き出したメカニズムとは~ 1700応用理学一般

強磁性半導体が示す特異なふるまいの謎を解明!~新しい第一原理計算手法が導き出したメカニズムとは~

2023-11-15 東京大学発表のポイント◆従来の第一原理計算では困難であった、「有限温度における電気伝導特性」が予測可能な新しい第一原理計算手法の開発に成功しました。◆30年もの間未解明であった、強磁性半導体(Ga,Mn)Asの電気伝導...
中期更新世におけるティモール海の古海洋学的変化と 放散虫の生産パターンの変化 1702地球物理及び地球化学

中期更新世におけるティモール海の古海洋学的変化と 放散虫の生産パターンの変化

2023-11-08 東京大学発表のポイント◆ティモール海で採泥されたIODPサイトU1483の堆積物コア中の放散虫化石群集から160万年前から50万年前の間の夏季表層水温を復元した。◆ティモール海の表層水温は夏季モンスーンに制御されており...
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磁場で引き起こされるグラファイトの新規現象を観測~既存理論で1つとされていた比熱のピークに二重構造を発見~ 1700応用理学一般

磁場で引き起こされるグラファイトの新規現象を観測~既存理論で1つとされていた比熱のピークに二重構造を発見~

2023-11-08 東京大学発表のポイント 超高純度なグラファイトに強い磁場を印加することで、二重ピーク構造の比熱が現れることを発見しました。 二重ピーク構造の出現は既存理論では説明できず、この観測は世界初の成果です。 発見された二重ピー...
隠された磁気を超音波で診断~高速磁気メモリ開発に向けた材料研究の新手法~ 0403電子応用

隠された磁気を超音波で診断~高速磁気メモリ開発に向けた材料研究の新手法~

2023-11-09 理化学研究所,日本原子力研究開発機構,東京大学,科学技術振興機構理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター 量子ナノ磁性研究チームのトマス・リヨンス 学振特別研究員(研究当時)、ホルヘ・プエブラ 研究員、東京大学 物...
宇宙核時計ルテシウム176の半減期問題を解決~太陽系形成や惑星形成の年代計測に利用可能~ 1700応用理学一般

宇宙核時計ルテシウム176の半減期問題を解決~太陽系形成や惑星形成の年代計測に利用可能~

2023-11-03 量子科学技術研究開発機構発表のポイント ルテシウム176は約400億年でハフニウム176にβ崩壊するため、宇宙核時計として用いることができるが、半減期の正確な値が不明なため信頼性が低かった。 従来の測定法の弱点を克服し...
ナノ構造中のテラヘルツ電磁波と電子の超強結合状態の 高感度電気的検出に成功 ~量子制御技術への応用に期待~ 1700応用理学一般

ナノ構造中のテラヘルツ電磁波と電子の超強結合状態の 高感度電気的検出に成功 ~量子制御技術への応用に期待~

2023-11-06 東京大学,科学技術振興機構ポイント テラヘルツ電磁波と電子を半導体ナノ構造中に閉じ込めることにより、非常に強く相互作用させ、光と粒子の両方の性質を併せ持ったハイブリッドな量子状態を実現。 量子ポイントコンタクトと呼ばれ...
超巨大ブラックホールの成長メカニズムと銀河中心の物質循環を解明 1701物理及び化学

超巨大ブラックホールの成長メカニズムと銀河中心の物質循環を解明

2023-11-03 国立天文台アルマ望遠鏡で観測したコンパス座銀河の中心部。銀河の中心には超巨大ブラックホールが存在する。画像では、状態の異なるガスを、赤色、青色、緑色、ピンク色で示している。中心を取り巻く高密度分子ガス(緑色)の円盤の直...
伸びる・治る・分解するポリロタキサン含有高機能樹脂の作製に成功~ ネックレス状超分子が拓く環境配慮型エポキシ系ビトリマー~ 0504高分子製品

伸びる・治る・分解するポリロタキサン含有高機能樹脂の作製に成功~ ネックレス状超分子が拓く環境配慮型エポキシ系ビトリマー~

2023-10-31 東京大学発表のポイント◆ポリロタキサン添加によるエポキシ系ビトリマー樹脂の高性能化(靭性、自己修復性、成形加工性、ケミカルリサイクル性、海水生分解性)に成功しました。◆エポキシ系ビトリマー樹脂へのポリロタキサンの適切な...
低コストで廃棄物を抑えたペプチドの大量合成を実現~保護基の使用を最小限にし、ブロックをつなげるようにペプチドを合成する~ 0502有機化学製品

低コストで廃棄物を抑えたペプチドの大量合成を実現~保護基の使用を最小限にし、ブロックをつなげるようにペプチドを合成する~

2023-10-31 産業技術総合研究所ポイント 従来法とは逆方向に伸ばしていくペプチド合成法をもとに、ブロック単位でつなげる方法を新たに確立 ペプチド鎖を組み上げたのち、保護基を一度に除き、九つのアミノ酸からなる複雑なペプチドを大量合成 ...
TVを上回るソーシャルメディアの自己訂正力~変異種から変異株へ、テレビより速いX(旧Twitter)上の科学用語の扱いの変化~ 1600情報工学一般

TVを上回るソーシャルメディアの自己訂正力~変異種から変異株へ、テレビより速いX(旧Twitter)上の科学用語の扱いの変化~

2023-10-27 東京大学発表のポイント◆誤情報の温床として話題に上がることの多いソーシャルメディアにおいて、専門的な知識を持つインフルエンサーを中心に自己訂正機能が十分に発揮されるケースがあることを具体的な事例を通じて確認しました。◆...
磁石によるうろこ模様で回る音波を制御 ~人工格子デザインで「左回り」「右回り」の読み出しに成功~ 1700応用理学一般

磁石によるうろこ模様で回る音波を制御 ~人工格子デザインで「左回り」「右回り」の読み出しに成功~

2023-10-26 理化学研究所,日本原子力研究開発機構,東京大学,科学技術振興機構理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター 量子ナノ磁性研究チームのホルヘ・プエブラ 研究員、東京大学物性研究所のリーヤン・リャオ 大学院生、大谷 義近...
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