1702地球物理及び地球化学 気候ティッピングは予測可能か?~データ同化の数理で探る気候変動の転換点の予測可能性~ 2025-06-11 東京大学東京大学大学院(久保亘修士・澤田洋平准教授)の研究グループは、気候変動による不可逆的変化「気候ティッピング」の予測可能性を初めて定量評価する手法を開発しました。データ同化を用いた観測システムシミュレーション実験... 2025-06-11 1702地球物理及び地球化学
1701物理及び化学 鮮やかな色変化をする相転移のメカニズムを超高速分光で解明!~長年謎だった光誘起電荷移動型スピン転移現象の しくみが明らかに~ 2025-06-06 東京大学東京大学と仏レンヌ大学の研究チームは、色変化を伴う相転移物質CsCoWで、光誘起による電荷移動とスピン転移の順序をフェムト秒分光により解明。光照射後、まず数十フェムト秒でCoとW間の電荷移動が起き、130フェム... 2025-06-09 1701物理及び化学
0403電子応用 光導波路多重型シリコン光行列演算回路を実証~AIに向けた超並列光コンピューティングへの道を拓く~ 2025-06-06 東京大学東京大学は、未活用だった「光導波路多重」を用い、シリコンチップ上で高いスケーラビリティを持つ光行列演算回路を初めて実証。従来の波長・モード多重に加え、多ポート光検出器を活用することで、AI演算の基礎である行列-... 2025-06-06 0403電子応用
0107工場自動化及び産業機械 次世代半導体ガラス基板への微細レーザー加工を実現 2025-05-31 東京大学東京大学とAGCは、次世代半導体用のガラス基板(EN-A1)に対し、深紫外レーザーを用いて直径10マイクロメートル以下、アスペクト比約20の微細穴あけ加工に成功しました。従来のエッチング法では困難だった高密度・... 2025-06-02 0107工場自動化及び産業機械
0500化学一般 機械学習が解き明かす新たな水素化反応メカニズム~超高密度水素貯蔵材料開発への画期的突破口~ 2025-06-02 東京大学東京大学大学院工学系研究科の佐藤龍平助教ら国際研究チームは、機械学習を用いた分子動力学シミュレーションにより、超高密度水素化物「スーパーハイドライド」の新たな合成メカニズムを解明しました。カルシウム水素化物(C... 2025-06-02 0500化学一般
1701物理及び化学 イジング模型の動的臨界指数の下限z ≥ 2を厳密に証明~100年来の未解決問題に対しての理論的進展~ 2025-05-28 東京大学東京大学大学院の研究チームは、統計力学の基本モデル「イジング模型」において、動的臨界指数zの下限が任意の空間次元で2以上であることを世界で初めて厳密に証明しました。マルコフ過程と量子多体系の性質を活用し、緩和時... 2025-05-29 1701物理及び化学
0403電子応用 強磁性半導体の世界最高のキュリー温度を実現~スピン機能半導体デバイスの実現へ前進~ 2025-05-27 東京科学大学東京科学大学(Science Tokyo)と東京大学の研究チームは、強磁性半導体 (Ga,Fe)Sb において、世界最高のキュリー温度530K(257℃)を達成しました。これは、従来の最高値420Kを大幅に... 2025-05-27 0403電子応用
1202農芸化学 培養肉の「味成分」は熟成で増加~分化と熟成がもたらす遊離アミノ酸変化を解明し、味制御へ~ 2025-05-23 東京大学東京大学生産技術研究所の竹内昌治特任教授(大学院情報理工学系研究科教授)と古橋麻衣博士課程学生らの研究グループは、培養肉の味に関わる遊離アミノ酸(FAAs)の変化を解明しました。筋芽細胞から筋管細胞への分化過程... 2025-05-26 1202農芸化学
0502有機化学製品 多変数最適化に基づく配向異性をもつ自己集合体の選択・増幅 2025-05-22 東京大学東京大学大学院総合文化研究科の平岡秀一教授らの研究グループは、歯車状の分子が水中で自己集合し、箱形の構造体(ナノキューブ)を形成する過程で、16種類の配向異性体が生成されることを発見しました。さらに、特定の分子... 2025-05-23 0502有機化学製品
0505化学装置及び設備 窒素ガスと水からの触媒的アンモニア合成反応を可視光エネルギーにより駆動することに成功!~常温常圧の反応条件下でのグリーンアンモニア合成法のさきがけ~ 2025-05-23 東京大学東京大学大学院工学系研究科の西林仁昭教授らの研究チームは、常温常圧下で窒素ガスと水からアンモニアを合成する新たな光触媒反応を開発しました。この手法では、モリブデン錯体とイリジウム錯体の2種類の分子触媒に可視光を... 2025-05-23 0505化学装置及び設備
0301機体システム 空の安全を守りながら、CO2排出低減を実現する~航空機の既存装備を活用し、燃料消費量と管制負荷の削減を両立~ 2025-05-21 東京大学東京大学先端科学技術研究センターの伊藤恵理教授らの研究チームは、航空機の既存装備を活用し、空の安全を確保しながらCO₂排出量と燃料消費を削減する新たな航空交通運用手法を提案しました。この手法は、固定飛行経路角(... 2025-05-21 0301機体システム
1200農業一般 「レーザーの光で育てる未来の野菜」~赤色レーザーダイオードが拓く次世代植物工場の光戦略~ 2025-05-20 東京大学東京大学大学院農学生命科学研究科の矢守航准教授らの研究グループは、赤色レーザーダイオード(LD)を植物栽培用の光源として利用することで、従来の発光ダイオード(LED)を上回る光合成効率と成長促進効果を実証しまし... 2025-05-20 1200農業一般