東京大学 大気海洋研究所

1700応用理学一般

色と形が異なるギガヘルツ繰り返し光パルスを生成 ~超高速撮影やレーザー加工への応用に期待~

2023-12-19 東京大学 発表のポイント ◆ 超短パルスレーザからギガヘルツ繰り返し(数十ピコ〜数ナノ秒間隔)の光パルスを高効率に生成可能とする新たな手法「Spectrum shuttle(スペクトラムシャトル)」を開発しました。 ◆...
0500化学一般

分子のねじれの強さを調節して分子運動を制御する~より複雑な動作機構を示す新たな分子機械の設計に期待~

2023-12-06 東京大学 塩谷 光彦 (化学専攻 教授) 田代 省平 (化学専攻 准教授) 中島 朋紀 (化学専攻 博士課程) 江原 正博(分子科学研究所 教授) 発表のポイント ねじれ度合いの異なる2種類の環状金属錯体のねじれ異性体...
1601コンピュータ工学

超伝導型量子コンピューター vs. イオントラップ型量子コンピューター ~スピンダイナミクスをどちらがより速く、より正確に解けるか?~

2023-12-05 東京大学 エリック・ローツステット (化学専攻 准教授) 山内 薫 (アト秒レーザー科学研究機構 特任教授) 発表のポイント 超伝導型量子コンピューター(ibm_prague)とイオントラップ型量子コンピューター(Qu...
1700応用理学一般

洪水時に河川から大量流出する土砂が沿岸域の流れ・栄養塩環境を変える

若狭湾丹後海に注ぐ由良川の2013年9月洪水時、川から大量に流出した物質が沿岸海域に広がる過程を、物理―懸濁物―低次生態系モデルシミュレーションにより再現しました。河川から大量に供給される懸濁物(泥など)が、周囲の水を重くすることで、沿岸域の流れ、塩分や栄養塩場に大きな影響を与える可能性のあることが示されました。
1702地球物理及び地球化学

九州地方の豪雨に先行する大気中下層の水蒸気流入の役割を解明

九州地方の豪雨に1日程度先行して大気境界層より上空(高度1000m以上)の水蒸気流入が増加することを15年分の気象庁メソ数値予報モデル初期値データから示した。対流圏中層で大気が飽和した湿潤絶対不安定層(モール)が形成され、多量の雨をもたらすメソスケール降水域の維持に寄与していることを明らかにした。
1702地球物理及び地球化学

温暖化に伴う熱帯上層雲の高度の変化が上層雲を減らして温暖化を弱める

スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」等を用いて全球雲解像モデル「NICAM」による高解像度数値シミュレーションを実施・解析した結果、地球が温暖化すると熱帯域の対流圏上部に広がる雲(上層雲)の中でミクロなスケールで変化が起こることで上層雲を減少させることを示した。
1902環境測定

二酸化炭素の海洋への取り込みに重要なプランクトン量の変化と南極の海氷変化

二酸化炭素の海洋への取り込みに大きな役割を果たしている南極海の変化が、十年スケールの気候変動と密接に関係があることを過去11,400年間の記録から明らかにした。
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