日本原子力研究開発機構

K-中間子と二つの陽子からなる原子核の発見 1701物理及び化学

K-中間子と二つの陽子からなる原子核の発見

大強度陽子加速器施設「J-PARC」にて、クォークと反クォークが共存する「中間子束縛原子核」の生成実験に世界で初めて成功した。
磁石の中を高速に伝播する”磁気の壁”の運動を電圧で制御することに成功 0403電子応用

磁石の中を高速に伝播する”磁気の壁”の運動を電圧で制御することに成功

絶縁体を介して磁石に電圧を加える「電界効果」という手法を用いて、秒速100メートルを超える高速な磁気の壁(磁壁: N極とS極の境界)の運動を制御することに世界で初めて成功した。
コバルト酸化物でスピンの量子重ね合わせ状態を創出 1601コンピュータ工学

コバルト酸化物でスピンの量子重ね合わせ状態を創出

量子演算素子の基礎となる励起子絶縁状態の実現へ2018/12/14  東北大学大学院理学研究科,東京理科大学,茨城大学,東北大学金属材料研究所,高エネルギー加速器研究機構,日本原子力研究開発機構,J-PARCセンター,総合科学研究機構【本件...
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結晶質岩(花崗岩)内の割れ目評価のための新知見 1703地質

結晶質岩(花崗岩)内の割れ目評価のための新知見

マグマ溜りから深成岩が形成される過程の熱進化モデルの構築2018/12/12  山形大学,日本原子力研究開発機構,(株)京都フィッション・トラック,東京大学大学院理学系研究科,熊本大学【本件のポイント】 中部日本の土岐花崗岩を研究対象とし,...
磁気ゆらぎと共に現れる超伝導 1701物理及び化学

磁気ゆらぎと共に現れる超伝導

高圧下で超伝導と強磁性の2つの現象が現れるウラン化合物UGe2で、強磁性ゆらぎと超伝導の密接な関係を世界で初めて発見した。
原子炉安全性研究炉NSRR 軽水炉の継続的な安全性向上を目指して 2000原子力放射線一般

原子炉安全性研究炉NSRR 軽水炉の継続的な安全性向上を目指して

日本で唯一、原子炉の安全性を研究するための専用炉NSRR(Nuclear Safety Research Reactor:原子炉安全性研究炉)が、今年度運転を再開した。
国内初、炭酸塩鉱物の微小領域の年代測定手法を開発 2004放射線利用

国内初、炭酸塩鉱物の微小領域の年代測定手法を開発

分析可能な領域を判別する同位体イメージング技術などを用いて炭酸塩鉱物の年代測定に係る課題を克服し、局所分析技術の開発に成功。
放射線量の詳細分布の推定を可能にする計算システム「3D-ADRES」を開発 2005放射線防護

放射線量の詳細分布の推定を可能にする計算システム「3D-ADRES」を開発

今回、開発したシステム(略称3D-ADRES)は、人工衛星画像等を用いて複雑な市街地や森林をリアルにモデル化し、放射線量の詳細な3次元分布を初めて実際の市街地及び森林で推定可能とした。
鉄リン系超伝導体で高エネルギーの反強磁性磁気ゆらぎを世界で初めて発見 1701物理及び化学

鉄リン系超伝導体で高エネルギーの反強磁性磁気ゆらぎを世界で初めて発見

鉄系超伝導体の機構の解明、新しい超伝導体の探索へ2018/11/05  総合科学研究機構,日本原子力研究開発機構,J-PARCセンター発表のポイント】 鉄リン系超伝導体1)(LaFePO0.9)で、高エネルギーの反強磁性磁気ゆらぎ2)を世界...
湖沼等の底質中の放射性セシウムの深さ分布の可視化 1902環境測定

湖沼等の底質中の放射性セシウムの深さ分布の可視化

底質 試料を採取することなく、迅速かつ簡便に底質中の放射性セシウム(134Csおよび137Cs)の深さ分布を評価する手法を開発した。
実験炉「常陽」、出力を縮小 運転再開優先 設計を変更 2003核燃料サイクルの技術

実験炉「常陽」、出力を縮小 運転再開優先 設計を変更

記事解説2018/10/27  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構件名:実験炉「常陽」、出力を縮小 運転再開優先 設計を変更 平成 30 年 10 月 27 日(土)朝日新聞朝刊 7 面 記事概要○ 政府の高速炉開発の柱となる高速実験炉...
超伝導検出器を使った全固体ワンチップの 中性子高速イメージング装置を開発 1701物理及び化学

超伝導検出器を使った全固体ワンチップの 中性子高速イメージング装置を開発

全固体の超伝導検出器を開発し、コンパクトな中性子高速イメージングシステムを完成した。時間分解能は1ナノ秒、中性子イメージングの空間分解能は22μm(マイクロメーター)を達成し、数十MHz(メガヘルツ)と高速で動作することが分った。
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