0700金属一般 X線イメージングによって鉄鋼材料の凝固・変態現象を解明 鉄鋼材料の凝固過程において体心立方構造から面心立方構造への固相の変態が起こり、温度の条件によりこの変態がデンドライトの分断を誘発することを、大型放射光施設SPring-8の放射光を利用したX線イメージング実験により実証した。 2019-07-19 0700金属一般0701鉄鋼生産システム
0505化学装置及び設備 光学顕微鏡で分子の分布を観る新しい顕微分光手法を開発 市販の位相差顕微鏡に赤外レーザー光を照射するユニットを付与するのみで、通常の顕微画像の上に分子の空間分布画像をのせる新技術の開発に成功した。 2019-07-19 0505化学装置及び設備1700応用理学一般
1600情報工学一般 単一光子から単一電子スピンへ情報の変換に成功 ゲート制御型の半導体量子ドット構造を改良して、単一粒子レベルで角運動量が光子から電子へと移されることを実証し、光の単位である光子から作られた単一電子スピンを捉えて、その情報を読み取ることに成功した。 2019-07-17 1600情報工学一般1701物理及び化学
0403電子応用 定説覆す発見 10nmサイズの高品質マグネタイト作製で明らかに ナノサイズ化したマグネタイトでは転移特性が失われるという通説を覆し、欠陥などの外的擾乱因子を除いた純粋なマグネタイトは、優れた伝導特性(転移特性)を示すことを発見。 2019-07-11 0403電子応用0501セラミックス及び無機化学製品1701物理及び化学
0502有機化学製品 「常識はずれ」な光触媒を開発~太陽光と水と酸素で 過酸化水素(H2O2)を合成~ レゾルシノール-ホルムアルデヒド樹脂(絶縁体であるため、半導体光触媒には用いられてこなかった)を、独自の高温水熱法により合成することにより、太陽光エネルギーを用いて水と酸素からH2O2を最大効率で生成するRF光触媒樹脂の開発に成功した。 2019-07-02 0502有機化学製品0504高分子製品
0502有機化学製品 マイクロ波分光で光触媒を簡便に評価する手法を開発 光エネルギーを化学エネルギーに変換する光触媒の性能を速く簡便に評価する手法を確立し、ビスマス系のオキシハライド光触媒の最適な焼結温度を導いた結果、光触媒能を従来の約3倍に向上させることに成功した。 2019-06-26 0502有機化学製品
0502有機化学製品 巨大な集光アンテナをもつ光化学系Ⅰの立体構造を解明~太陽光エネルギーの高効率利用に前進~ 光合成において、光エネルギーを効率的に吸収し二酸化炭素を糖に変換するために必要な還元力を作り出す、緑藻の光化学系Ⅰ―集光アンテナタンパク質超複合体の立体構造を、クライオ電子顕微鏡を用いて原子レベルの解像度で決定することに成功。 2019-06-25 0502有機化学製品
0501セラミックス及び無機化学製品 マイクロ波分光で光触媒を簡便に評価~オキシハライド光触媒能を約3倍に向上することに成功~ 光触媒の性能を速く簡便に評価する手法を確立し、ビスマス系のオキシハライド光触媒の最適な焼結温度を導いた結果、光触媒能を従来の約3倍に向上させることに成功した。 2019-06-18 0501セラミックス及び無機化学製品1700応用理学一般
0105熱工学 室温で2倍以上に 圧力による電子バレーの制御により熱電性能の向上に成功 熱電材料セレン化スズに外部圧力を加えることで、室温での熱電性能を2倍以上に増大させることに成功した。この性能向上が電子のバレー状態のトポロジー変化に起因することを、実験面と理論面から初めて解明した。 2019-06-07 0105熱工学0501セラミックス及び無機化学製品
1700応用理学一般 近赤外光を可視光に変換する固体材料を溶液塗布法で実現 2成分の分子から成り、近赤外光を可視光に変換(光アップコンバージョン(UC))する固体材料を溶液塗布法(迅速乾燥キャスト法)によって作製した。ガラス上に塗布し固体化することで、近赤外光照射で黄色の可視光発光が得られる固体材料を実現した。 2019-05-30 1700応用理学一般
0502有機化学製品 丈夫かつ開閉可能なタンパク質ケージを開発~特異な形状と性質を有する網かご状ナノ粒子~ 新規網かご状タンパク質を開発し、その構造が特異な正多面体形状であることを明らかにした。丈夫で安定でありながら、閉じたり開いたりすることが可能。2種類の鏡像関係にある会合様式があり、1:1の割合で生成する。 2019-05-19 0502有機化学製品
1700応用理学一般 生物発光で複数マウスの脳活動を同時にライブ観察 生物発光膜電位センサー LOTUS-Vを利用した新規脳活動計測法の開発に成功した。LOTUS-Vが神経活動に応じてその発光色を変化させることを利用して、色の変化を離れた場所からでも検出できる。 2019-05-17 1700応用理学一般