国立極地研究所

南極大気の精密観測 ~南極域初の非干渉性散乱レーダー観測を支える適応的信号処理技術を開発~ 0110情報・精密機器

南極大気の精密観測 ~南極域初の非干渉性散乱レーダー観測を支える適応的信号処理技術を開発~

南極昭和基地大型大気レーダー(PANSYレーダー)のISレーダー・モードの観測により、高度200km~500kmにおける電離大気の電子密度を観測することに成功した。
太陽放射線被ばく警報システム(WASAVIES)の開発に成功 2005放射線防護

太陽放射線被ばく警報システム(WASAVIES)の開発に成功

太陽フレア発生時に飛来する太陽放射線の突発的な増加を地上と人工衛星の観測装置を用いてリアルタイムに検出し、太陽フレア発生直後から太陽放射線による被ばく線量を推定する、太陽放射線被ばく警報システムWASAVIES(ワサビーズ)の開発に成功。
飛騨帯神岡地域におけるSHRIMP(シュリンプ)ジルコノロジー ~日本列島形成史の解明に貢献~ 1703地質

飛騨帯神岡地域におけるSHRIMP(シュリンプ)ジルコノロジー ~日本列島形成史の解明に貢献~

神岡地域の花崗岩質マイロナイトは、約2億4300万年前に花崗岩として形成され、その後、約1億9900万年前までにせん断による変形作用を受けマイロナイト化したことが明らかとなった。日本列島の形成を考察する上で貴重な情報である。
ad
北極海の海氷面積が9月17日に年間最小値を記録 ~薄氷化が進行~ 0303宇宙環境利用

北極海の海氷面積が9月17日に年間最小値を記録 ~薄氷化が進行~

2019-09-27   宇宙航空研究開発機構,国立極地研究所 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所(極地研)と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、水循環変動観測衛星「しずく」のデータを用いた北極海の海氷...
硫黄同位体組成が解き明かす南極硫酸エアロゾルの起源 1702地球物理及び地球化学

硫黄同位体組成が解き明かす南極硫酸エアロゾルの起源

南極沿岸と内陸のエアロゾルの硫黄安定同位体組成に差異がなく、両者ともに硫黄の起源の変化に応じて変動していることを発見した。硫黄同位体組成が起源推定に有用な指標であることを意味する。
南極の海洋生物起源の硫酸塩エアロゾルは氷期に減少していた 1702地球物理及び地球化学

南極の海洋生物起源の硫酸塩エアロゾルは氷期に減少していた

南極のドームふじで掘削されたアイスコアのイオン分析データを用いて、南極海の植物プランクトンに由来する硫酸塩エアロゾルの変動を、過去72万年間にわたって推定した。
国立極地研究所が所蔵する写真のデジタルアーカイブを公開しました 1604情報ネットワーク

国立極地研究所が所蔵する写真のデジタルアーカイブを公開しました

2019-08-21 情報・システム研究機構,データサイエンス共同利用基盤施設,国立極地研究所8月1日、情報・システム研究機構は同機構の国立極地研究所が所蔵する写真のデジタルアーカイブを公開しました。 国立極地研究所デジタルアーカイブこのデ...
昭和基地NOW!! 両極地から日本へ 1702地球物理及び地球化学

昭和基地NOW!! 両極地から日本へ

2019-08-03  国立極地研究所この日のメインMC60次隊が誇る名MCです8月3日、極地研一般公開が行われました。南極・北極での活動をもっと知ってもらうために行うイベントで、様々な工夫を凝らして来場者にPRしました。その中の企画の一つ...
宇宙への大気流出がより起こりやすい磁気嵐のタイプを大型レーダーで発見 1701物理及び化学

宇宙への大気流出がより起こりやすい磁気嵐のタイプを大型レーダーで発見

2019-07-23  国立極地研究所,東京大学 ,京都大学太陽から放出された大量のプラズマが地球に到達すると、極域(南極域と北極域)でオーロラが爆発的に光る「オーロラ爆発」や、地球の磁場が乱れる「磁気嵐」といった現象が起こることがあります...
太陽系初期における原始惑星の巨大衝突 1701物理及び化学

太陽系初期における原始惑星の巨大衝突

小惑星ベスタを起源とする隕石の超高精度年代測定を実施。ベスタは今から45.25億年前に北半球が崩壊するほどの巨大衝突を経験。ベスタ南半球の異常に分厚い地殻の謎を初めて解明
1958年に日本で見られた扇型オーロラの実態を解明 1702地球物理及び地球化学

1958年に日本で見られた扇型オーロラの実態を解明

1958年に日本各地で目撃されたオーロラに注目し、当時の気象庁職員の扇形のオーロラスケッチやオーロラの連続写真と分光観測データを合わせて分析することで、大規模な扇形オーロラの実態(「色」「動き」「位置」「時間帯」)を解明した。
南極隕石ラボラトリーで普通コンドライトの新たな分類決定手法を開発 1703地質

南極隕石ラボラトリーで普通コンドライトの新たな分類決定手法を開発

隕石の約90%を占める普通コンドライトに対し、化学的グループおよび岩石学的タイプ、衝撃段階を分類するX線回折を用いた新たな手法を開発した。
ad
タイトルとURLをコピーしました