国立天文台

急成長中の巨大ブラックホールの周辺構造が見えてきた 1701物理及び化学

急成長中の巨大ブラックホールの周辺構造が見えてきた

2023-07-19 国立天文台本研究の概念図。銀河の中心にある急成長中の巨大ブラックホールからは、ジェットや円盤風が噴出している。ブラックホール近傍から放たれた電波は、周辺にある磁場を伴ったガスを通過する際に、偏波面が回転して観測される。...
宇宙最初の暗黒星雲に見る星々の生と死 1701物理及び化学

宇宙最初の暗黒星雲に見る星々の生と死

2023-07-14 国立天文台132億光年の遠方にある銀河「MACS0416_Y1」の画像。左は、アルマ望遠鏡が捉えた塵が出す電波(暗黒星雲)と酸素が出す電波(輝線星雲)の画像、およびハッブル宇宙望遠鏡が捉えた恒星が出す可視光線の観測画像...
宇宙初期の痕跡が残る大星団の「人口調査」 1701物理及び化学

宇宙初期の痕跡が残る大星団の「人口調査」

2023-07-05 国立天文台すばる望遠鏡の赤外線観測装置 MOIRCS を用いた撮像観測から、約 100 億年前の宇宙に似た環境では、どのような星が生まれるのかが調査されました。そのような環境下で様々な質量の星を含む大星団の、詳細な「人...
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宇宙の塵の塊の「跳ね返り」が衝突合体による微惑星形成を阻害する―大きくなるとくっつきにくくなる粉状体の衝突挙動を発見 1701物理及び化学

宇宙の塵の塊の「跳ね返り」が衝突合体による微惑星形成を阻害する―大きくなるとくっつきにくくなる粉状体の衝突挙動を発見

2023-07-06 国立天文台【概要】「惑星の種」である微惑星注1は、原始惑星系円盤注2において固体微粒子同士が付着による衝突合体を繰り返すことで形成されたと考えられています。しかし、どのような条件の下で 2 つの微粒子の塊が衝突合体する...
3枚重ねのパンケーキの様な形をした原始星円盤を形成して急成長する赤ちゃん星 1701物理及び化学

3枚重ねのパンケーキの様な形をした原始星円盤を形成して急成長する赤ちゃん星

2023-07-04 国立天文台太陽系外惑星系形成の研究においては原始星段階での円盤は重要な役割を果たしています。中央の原始星がより進化した段階へ成長して行くことを促進するばかりでなく、円盤は原始惑星系円盤へと進化して行き、惑星形成の主な現...
超小型マイクロ波アイソレータを可能にする新原理の実証に世界で初めて成功~大規模量子コンピュータや多素子電波カメラへの応用に期待~ 0403電子応用

超小型マイクロ波アイソレータを可能にする新原理の実証に世界で初めて成功~大規模量子コンピュータや多素子電波カメラへの応用に期待~

2023-07-04 国立天文台クレジット:国立天文台 オリジナルサイズ(1.8MB)電波望遠鏡の観測装置に使われる技術を応用して、将来の量子コンピュータに必須となる電子部品「アイソレータ」の超小型化を可能にする技術の実証に、国立天文台の研...
星の材料があるのに星が誕生しない!?:棒渦巻銀河における星形成抑制現象 1701物理及び化学

星の材料があるのに星が誕生しない!?:棒渦巻銀河における星形成抑制現象

2023-06-30 国立天文台概要:東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター所属の前田郁弥研究員と京都大学、会津大学、北海道大学からなる研究チームは、野辺山45m電波望遠鏡やALMA望遠鏡などを用いて、近傍宇宙*1の複数の棒渦...
世界初!129億年前の初期宇宙で巨大ブラックホールの住む親銀河を検出~すばる×JWSTで銀河・巨大ブラックホールの黎明期に迫る~ 1701物理及び化学

世界初!129億年前の初期宇宙で巨大ブラックホールの住む親銀河を検出~すばる×JWSTで銀河・巨大ブラックホールの黎明期に迫る~

2023-06-29 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構図1. ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 (JWST) の近赤外線カメラ NIRCam を用いて波長3.56 マイクロメートルの赤外線で観測したクェーサー HSC J223...
惑星はいつ誕生するのか―惑星形成の最初期を捉える 1701物理及び化学

惑星はいつ誕生するのか―惑星形成の最初期を捉える

2023-06-28 国立天文台19の原始星を取り巻く円盤。うち1つは連星のそれぞれの円盤を別に表示している。円盤は、左上ほど若く右下ほど進化が進んでいる。右下の最も進化した2つの円盤には、淡いリングと隙間の構造が見られる。それぞれの画像の...
太陽フレアを熱対流が駆動するメカニズム―スーパーコンピュータ 富岳・アテルイⅡにより解明 1701物理及び化学

太陽フレアを熱対流が駆動するメカニズム―スーパーコンピュータ 富岳・アテルイⅡにより解明

2023-06-23 国立天文台天文シミュレーションプロジェクト概要】巨大な爆発現象である「太陽フレア」は、「磁場のねじれ(磁気ヘリシティ)」が蓄積することで発生しますが、これまでどのように磁気ヘリシティが蓄えられるのかは分かっていませんで...
形成中の太陽系を超新星爆発から守ったもの 1701物理及び化学

形成中の太陽系を超新星爆発から守ったもの

2023-06-22 国立天文台本研究の概念図。形成されつつある太陽系は、分子雲フィラメントによって超新星爆発の衝撃波から守られる。さらに分子雲フィラメントは、超新星爆発に由来する放射性元素を太陽系の形成現場に取り込む助けとなっている。(ク...
重い星は軽い種からできる 1701物理及び化学

重い星は軽い種からできる

2023-06-20 国立天文台アルマ望遠鏡で観測した39の領域の雲。ここで大質量星が誕生することが期待される。Credit: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), K. Morii et al. オリジナルサイズ(2.2MB)大質量...
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