国立天文台

アルマ望遠鏡、重力レンズ効果を受けない最遠の星形成銀河を発見 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、重力レンズ効果を受けない最遠の星形成銀河を発見

2019-12-27   国立天文台天文学者たちのチームは、アルマ望遠鏡を用いて、ビッグバンからわずか9億7000万年後に存在した巨大銀河の光をとらえました。この銀河は「MAMBO-9」と呼ばれ、重力レンズの助けなしに観測された天体としては...
若い惑星系に大量の原子ガスを発見~惑星形成の仕組みに再考を迫る 1701物理及び化学

若い惑星系に大量の原子ガスを発見~惑星形成の仕組みに再考を迫る

2019-19-23 国立天文台アルマ望遠鏡が捉えたくじら座49番星のデブリ円盤における塵とガスの分布。塵を赤色、一酸化炭素分子を緑色、炭素原子を青色で合成しています。(クレジット:ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), Higuchi...
巨大銀河の核は120億年前にはすでにできていた 1701物理及び化学

巨大銀河の核は120億年前にはすでにできていた

2019-12-19 国立天文台画像中央の白丸の中にある赤い天体が今回発見されたもの。分光観測によって銀河の中の星の運動を調べた結果、銀河の「核」を成す部分は120億年前にはすでにできあがっていたことが分かりました。(クレジット:国立天文台...
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太陽系外惑星系の名称決定、日本からの命名は「カムイ」、「ちゅら」 1701物理及び化学

太陽系外惑星系の名称決定、日本からの命名は「カムイ」、「ちゅら」

2019-12-18   国立天文台( 2020-05-28更新*Kamuiの表記をKamuyに変更しました。)日本から命名した太陽系外惑星系の想像図。奥に見える恒星が「カムイ」、手前に見える惑星が「ちゅら」と命名された。(クレジット:国際...
宇宙初期に予想外の巨大炭素ガス雲を発見~アルマ望遠鏡がとらえた宇宙最初の環境汚染~ 1701物理及び化学

宇宙初期に予想外の巨大炭素ガス雲を発見~アルマ望遠鏡がとらえた宇宙最初の環境汚染~

2019-12-16 国立天文台アルマ望遠鏡で観測した18個の銀河の炭素ガスのデータを重ね合わせ(赤色で表示)、ハッブル宇宙望遠鏡による銀河の星の分布画像(青色で表示)と合成した画像。画像全体の視野は3.8秒角×3.8秒角(128億光年かな...
銀河の「電波指紋認証」の試み〜銀河系近くにある3つの銀河における分子のカタログが完成!〜 1701物理及び化学

銀河の「電波指紋認証」の試み〜銀河系近くにある3つの銀河における分子のカタログが完成!〜

中心に超巨大ブラックホールを擁するNGC 1068(M77)と、 多数の重い星が多く生成しているNGC 253およびIC 342という有名な3つの渦巻銀河について、 その中心領域(銀河核)周辺に存在する分子のカタログが完成した。
原始惑星に引かれるガスの動きをアルマ望遠鏡が捉えた 1701物理及び化学

原始惑星に引かれるガスの動きをアルマ望遠鏡が捉えた

原始惑星系円盤内で三次元的なガスの流れを目撃した。HD 163296と呼ばれる若い星を取り巻く円盤内の3ヵ所で、ガスが滝のように隙間に流れ込んでいる様子を捉えた。
ブラックホールの周りに広がる新たな「惑星」の世界 1701物理及び化学

ブラックホールの周りに広がる新たな「惑星」の世界

2019-11-25 国立天文台巨大ブラックホールの周りに広がる惑星系の想像図(クレジット:鹿児島大学) オリジナルサイズ(3.4MB)惑星が太陽のような恒星の周りを回る天体であることは、広く知られています。恒星が誕生する時は、その周りにガ...
隕石中に小惑星の氷の痕跡を発見 1701物理及び化学

隕石中に小惑星の氷の痕跡を発見

炭素質コンドライトの一つAcfer 094隕石の内部を観察し、氷が抜けてできたと考えられる小さな空間を多数発見した。
銀河系最大級のゆりかご はくちょう座で見つけた星のたまごたち 1701物理及び化学

銀河系最大級のゆりかご はくちょう座で見つけた星のたまごたち

174個のコンパクトなC18O天体、 すなわち星のたまごとなる分子雲コアを検出することに成功した。
宇宙の渦構造によって成長する赤ちゃん星 1701物理及び化学

宇宙の渦構造によって成長する赤ちゃん星

2019-11-21 国立天文台天文学者たちはアルマ望遠鏡を用いて、赤ちゃん星を取り巻く降着円盤で二つの渦巻き腕を検出しました。今回の発見は、降着円盤 を通じた赤ちゃん星の成長過程に関する現在の理論を裏付けるものであり、惑星形成プロセスに重...
ジャコビニ・ツィナー彗星から複雑な有機物由来の赤外線輝線バンドを検出 1703地質

ジャコビニ・ツィナー彗星から複雑な有機物由来の赤外線輝線バンドを検出

2019-11-19   国立天文台原始太陽系で作られた彗星の有機物が地球にもたらされる様子の模式図。彗星は原始太陽系円盤の中で形成された微惑星の生き残りと考えられています。そのほとんどが氷とダストでできていますが、有機分子にも富むことが知...
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