1701物理及び化学 カシオペヤ座の新星、肉眼等級にまで増光中 三重県亀山市の中村祐二さんが、3月18日夜に、カシオペヤ座の方向に発見した新星に、後に「カシオペヤ座 V1405」という変光星名が付けられている。この新星が現在、暗い夜空の下であれば肉眼でも確認可能なくらいの、5等級台の明るさにまで増光している。 2021-05-14 1701物理及び化学
1701物理及び化学 超新星で探る宇宙膨張の歴史 Ia型超新星の観測データをまとめたカタログを活用し、1000個以上の超新星の観測結果から宇宙膨張の歴史を描き出した。距離をいくつかの範囲に区分し、それぞれの区分に含まれる超新星を使ってハッブル定数を算出したところ、宇宙の誕生から経過した時間に応じて、変化している可能性が明らかになった。 2021-05-14 1701物理及び化学
1701物理及び化学 直角に折れ曲がるジェットが描き出す銀河団の磁場構造 銀河の中心から噴き出すジェットが銀河団の中で折れ曲がるようすが、電波干渉計による観測で詳細に捉えられた。観測結果をシミュレーションと比較することで、銀河団の中に広がる磁場の構造が克明に描き出された。 2021-05-06 1701物理及び化学
1701物理及び化学 太陽にもっとも近い恒星の巨大フレアを多波長で初観測 アルマ望遠鏡等を使った観測で、太陽にもっとも近い星であるプロキシマ・ケンタウリの表面で起きる大爆発(フレア)が観測された。このフレアは、太陽で見られる同様のフレアよりも100倍も強力であり、プロキシマ・ケンタウリでこれまでに観測されたフレアの中では最大規模です。 2021-04-28 1701物理及び化学
1701物理及び化学 すばる望遠鏡、最遠方のガンマ線放出銀河を観測 すばる望遠鏡の赤外線観測装置 MOIRCS などを使った観測により、これまでで最も遠方にある、ガンマ線を放出する大変活動的な銀河を発見した。発見された銀河は約 90 億光年 (赤方偏移で 1.344) の距離 にあり、赤方偏移が1を超えるのは今回が初めて。 2021-04-23 1701物理及び化学
1700応用理学一般 超広視野多天体分光器 PFS の光ファイバーと分光器で夜空の観測に成功 すばる望遠鏡に搭載される超広視野多天体分光器 PFS (Prime Focus Spectrograph) の一部であるファイバーケーブルユニットと分光器を用いた試験観測が 2021年2月に実施され、夜空のスペクトルを取得することに成功した 2021-04-22 1700応用理学一般
1702地球物理及び地球化学 すばる望遠鏡からの星空ライブカメラがはじまる 「すばる望遠鏡からの星空ライブカメラ」がスタートした。ハワイ島マウナケアのすばる望遠鏡に高感度ライブカメラを設置し、まずは試験運用という形で 24時間ライブストリーミング配信を行っている。 2021-04-22 1702地球物理及び地球化学
1701物理及び化学 129億年前から銀河は回転していた アルマ望遠鏡を使った観測で、ビッグバン後9億年の宇宙に、天の川銀河のわずか100分の1の質量という小さな銀河が発見され、さらにこの銀河が回転によって支えられていることが分かった。この小さな銀河よりも手前にある銀河団の重力によって光が増幅される「重力レンズ効果」を活用した画期的な成果。 2021-04-22 1701物理及び化学
1701物理及び化学 オリオン大星雲で探る星の誕生の秘密~星の赤ちゃんは大食漢?~ オリオン大星雲の電波観測から、星の赤ちゃんの誕生について新たな過程が明らかになった。これまで考えられていた星の誕生モデルとは大きく異なり、星の誕生の解明が一段と進んだ。 2021-04-16 1701物理及び化学
1701物理及び化学 多波長同時観測でさぐるM87巨大ブラックホールの活動性と周辺構造~地上・宇宙の望遠鏡が一致団結~ イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)と地球上の各地の望遠鏡、さらに宇宙空間にある電波望遠鏡、可視光線・紫外線望遠鏡、X線望遠鏡、ガンマ線望遠鏡が、一斉に楕円銀河M87の中心にある巨大ブラックホールを観測した。多波長域の観測データを組み合わせた結果、巨大ブラックホールから噴き出すジェットの詳細な姿が描き出され、この時期のブラックホールの活動は非常に「おとなしい」状態にあったことが明らかになった。 2021-04-15 1701物理及び化学
1701物理及び化学 すばる望遠鏡が明らかにした彗星核の熱履歴 すばる望遠鏡により、地上からの観測としては初めて、彗星の本体である核の表層の成分を捉えることに成功した。解析の結果、この彗星は現在の軌道で予想されるよりも高い温度の状態を、過去に経ていたことが分かった。 2021-04-06 1701物理及び化学
1701物理及び化学 天の川銀河の中心部に「赤ちゃん星の巣」を発見 天の川銀河中心部での星形成の実態を探るためにアルマ望遠鏡を使った観測を行った。星形成の兆候である原始星から噴き出す高速ガス流(アウトフロー)を43個発見した。 2021-03-29 1701物理及び化学