0303宇宙環境利用 南極海の二酸化炭素吸収:微細藻類の量だけでなく種類が鍵となる 浮遊性微細藻類(植物プランクトン)の優占グループの変化が南極海のインド洋区における夏期のCO2吸収量に影響を及ぼすことを、船舶観測と衛星画像解析により初めて明らかにした。 2020-04-16 0303宇宙環境利用1900環境一般
1702地球物理及び地球化学 20年間にわたる煤(すす)粒子の地表面沈着量の変遷を測定 酸性雨の研究で使用され保存されていた薄膜フィルターに捕集された煤を抽出・分析し、札幌市と利尻島での元素状炭素 (煤) 粒子の地表面への沈着量の20年間の変遷を明らかにした。沈着量の年ごとの変化は非常に大きかったことを発見した。 2020-03-19 1702地球物理及び地球化学1900環境一般1902環境測定
1702地球物理及び地球化学 氷期最寒期のダスト飛来量を複数の南極アイスコアから復元 南極内陸のアイスコアに含まれる微粒子のサイズや形状、化学組成を電子顕微鏡によって解析し、最終氷期の最寒期(約2万年前)に降下したダストの起源を明らかにした。 2020-03-10 1702地球物理及び地球化学1900環境一般
1900環境一般 ザンビア鉛鉱床地域のイヌの血中鉛濃度を明らかに~現地住民の鉛中毒による健康被害解明に期待~ ザンビア共和国カブウェ市の鉛鉱床近郊で飼育されているイヌの体内に含まれる鉛は鉛鉱床が発生源である可能性が高く、鉛鉱床のより近くに棲むイヌほど多くの鉛を体内に含むことが明らかになった。 2020-02-26 1900環境一般
0505化学装置及び設備 単一分子による共鳴ラマン散乱の可視化に成功 ~究極の化学分析手法の確立に向けた大きな一歩~ 単一分子による共鳴ラマン散乱の可視化に成功し、その解析から、化学分析手法として重要な選択則を見いだした。 2020-02-17 0505化学装置及び設備1701物理及び化学
0403電子応用 温度差で発電する柔らかい電池の開発へ前進 ~IoT社会を支えるウェアラブルな電源~ 電気を流すプラスチック(導電性高分子)における熱電変換性能の上限を決めるメカニズムの解明に成功した。 2020-02-17 0403電子応用0504高分子製品
0502有機化学製品 光共振ミラーにより化学反応を制御する新技術を開発~機能性材料などの合成プロセスへの展開に期待 光共振器の中で分子の振動状態を変えることで、化学反応をコントロールする方法を開発した。 2020-01-27 0502有機化学製品0505化学装置及び設備
0100機械一般 ビッグデータが拓く新時代の触媒化学 2019-12-25 北陸先端科学技術大学院大学,北海道大学,熊本大学,科学技術振興機構ポイント ハイスループット触媒評価装置による材料ビッグデータの取得。 データ科学に立脚した触媒とプロセスの同時設計。北陸先端科学技術大学院大学 先端科... 2019-12-26 0100機械一般0102材料力学0110情報・精密機器0505化学装置及び設備
0502有機化学製品 水素や炭素などのありふれた原子からなる有機化合物を使った新しいスピン流生成機構を発見 スピン流を、水素や炭素、酸素などのありふれた元素からなる有機化合物を用いて高い効率で生み出す新しい機構を理論的に発見した。これはスピントロニクス材料研究の裾野を大きく広げ、電子機器への応用を進める画期的な成果です。 2019-09-21 0502有機化学製品1700応用理学一般
1703地質 九州・パラオ海嶺に過去2000万年間の連続的な堆積物があることを発見 九州付近から沖ノ鳥島を経てミクロネシアのパラオ付近に至る南北3000 kmに渡る海底山脈である九州・パラオ海嶺で1973年に採取されたSite 296海洋コアを再解析した。適切な保管・管理のおかげで全く問題なく解析ができた。 2019-09-21 1703地質
1201畜産 ウシの疾病に有効となる抗ウイルス効果の確認に成功~牛白血病などの新規制御法への応用に期待~ 生理活性物質プロスタグランジンE2(PGE2)及び免疫チェックポイント因子(PD-L1)を同時に阻害する方法により、牛白血病ウイルス(BLV)感染牛の中でもウイルス量が非常に多いハイリスク牛においてウイルス量を減少させることに成功した。 2019-08-07 1201畜産
0505化学装置及び設備 泳ぐ一細胞の代謝を経時測定 ガラス製マイクロ流体チップに「ダム構造」を持たせることで、泳ぐ微生物の単離と培養をマイクロ流路中で行い、複数の細胞の代謝物を一細胞ごとに経時測定することに成功した。 2019-07-09 0505化学装置及び設備