分子科学研究所

有機太陽電池の電圧損失の抑制に成功 0401発送配変電

有機太陽電池の電圧損失の抑制に成功

結晶性の高い分子を用い、有機太陽電池の電圧損失を無機太陽電池と同等の水準まで抑制することに成功。有機太陽電池で高い開放端電圧を得るには、発電が起こるドナー/アクセプター界面近傍の3分子層以下の非常に薄い領域の結晶性が重要だと明らかにした。
高活性な白金サブナノクラスター触媒の創製と構造決定に成功 0104動力エネルギー

高活性な白金サブナノクラスター触媒の創製と構造決定に成功

白金原子6個のサブナノクラスターの酸素還元反応の触媒活性が、現行の白金標準触媒に比べ1.7倍程度高い質量活性となることを発見し、広域X線吸収微細構造の測定と密度汎関数理論計算により、活性の高い白金6量体の構造が双四面体であると明らかにした。
スピントロニクスの方法を活用しスピン液晶状態の特徴を初めて解明 0403電子応用

スピントロニクスの方法を活用しスピン液晶状態の特徴を初めて解明

スピントロニクス分野のスピン流による熱電効果を活用し、輸送測定でスピンネマティック(スピン液晶)磁性体に特有のマグノン分子の兆候を検出することに初めて成功した。
有機トランジスタで超伝導の条件を探る 0400電気電子一般

有機トランジスタで超伝導の条件を探る

強相関物質を用いて柔軟な有機トランジスタを作製し、一つの試料で電子の「数」と「動きやすさ」を同時に制御することで、超伝導の発現条件を明らかにした。
新コンセプト有機太陽電池によって高効率化への道筋を拓く 0401発送配変電

新コンセプト有機太陽電池によって高効率化への道筋を拓く

「水平交互多層接合」による新コンセプト有機太陽電池の動作に世界で初めて成功した。水平方向に光電流を取り出すため垂直方向の膜厚を限りなく厚くでき、種々の吸収波長領域を持つ、多様な有機半導体の組み合わせが行え、飛躍的な効率向上が望める。
ドープ有機半導体の電気伝導度を決定づける、鍵となる因子を発見 0403電子応用

ドープ有機半導体の電気伝導度を決定づける、鍵となる因子を発見

2019-02-05 自然科学研究機構研究の概要有機半導体は、柔軟で、曲げることのできる電子回路を、印刷技術で大量に作るためには欠かせない材料であり、既に、有機発光ダイオード(OLED)を用いたディスプレイ市場では成功を収めています。しかし...
13個の金属原子を三次元型にサンドイッチした有機金属ナノクラスターの開発に成功しました 0501セラミックス及び無機化学製品

13個の金属原子を三次元型にサンドイッチした有機金属ナノクラスターの開発に成功しました

2018/10/02  京都大学,東京工業大学,自然科学研究機構分子科学研究所倉重佑輝 理学研究科特定准教授、村橋哲郎 東京工業大学教授、山本浩二 同助教らの研究グループは、自然科学研究機構分子科学研究所と共同で、13個のパラジウム原子を環...
分子ナノ構造を制御してHOMOとLUMOの軌道分裂の直接観測に成功 0403電子応用

分子ナノ構造を制御してHOMOとLUMOの軌道分裂の直接観測に成功

有機半導体のホールが流れる最高被占軌道HOMOと電子が流れる最低空軌道LUMOの分子軌道の分裂を観測することに成功した。
有機超伝導体における光の増幅現象を発見 0502有機化学製品

有機超伝導体における光の増幅現象を発見

有機超伝導体に極めて強い光パルスを照射した瞬間、光が増幅される現象(誘導放出)が起こることを発見した。さらに、この誘導放出は、超伝導の発現の仕組みとも関係していることが明らかになった。
上下の環境が異なる特定元素のみをマッピングする基礎技術を実証 1700応用理学一般

上下の環境が異なる特定元素のみをマッピングする基礎技術を実証

X線自由電子レーザー施設SACLAを用いた軟X線の非線形光学効果(第2次高調波発生)を観測することに成功しました。
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