分子科学研究所

全フッ素化カーボンナノリングを初合成 ~貴金属触媒を使わず市販の化合物からワンポットで合成可能~ 0500化学一般

全フッ素化カーボンナノリングを初合成 ~貴金属触媒を使わず市販の化合物からワンポットで合成可能~

2022-07-01 分子科学研究所大学共同利用機関法人自然科学研究機構 分子科学研究所の瀬川 泰知 准教授(国立大学法人総合研究大学院大学 物理科学研究科構造分子科学専攻 准教授)、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学トランスフォーマ...
放射光の時間構造をアト秒精度で制御 1700応用理学一般

放射光の時間構造をアト秒精度で制御

2022-06-28 分子科学研究所概要九州シンクロトロン光研究センターの金安達夫副主任研究員、名古屋大学シンクロトロン光研究センターの高嶋圭史教授、真野篤志技術職員、富山大学の彦坂泰正教授、広島大学放射光科学研究センターの加藤政博教授(分...
アモルファス構造のトポロジーから熱伝導率を予測する技術を開発~ミクロな構造と材料機能の相関解明に期待~ 0500化学一般

アモルファス構造のトポロジーから熱伝導率を予測する技術を開発~ミクロな構造と材料機能の相関解明に期待~

2022-06-24 分子科学研究所ポイント・従来の方法では、非晶質(アモルファス)(1)が持つ構造の特性を系統的に抽出できず、熱伝導と原子スケールでのミクロな構造を結びつけることができなかった。・トポロジカルデータ解析(2)を活用すること...
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炭素でできたメビウスの輪を合成 ~カーボンナノベルトにひねりが加わり裏表のない分子に~ 1700応用理学一般

炭素でできたメビウスの輪を合成 ~カーボンナノベルトにひねりが加わり裏表のない分子に~

2022-05-20 分子科学研究所自然科学研究機構分子科学研究所の瀬川 泰知 准教授、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)の伊丹 健一郎 教授らは、炭素のメビウスの輪「メビウスカ...
AIが化学反応の行方を説明してくれる!~コンピュータシミュレーションに対して説明を与える人工知能の応用~ 0500化学一般

AIが化学反応の行方を説明してくれる!~コンピュータシミュレーションに対して説明を与える人工知能の応用~

2022-04-21 分子科学研究所研究成果のポイント・コンピュータシミュレーションと人工知能の融合により、化学反応の遷移状態※1を特定し反応の成否を決める要因を突き止める方法論を開発・反応物と生成物の中間にある遷移状態は不安定であり、実際...
単一分子光電流計測法の開発~単一分子で生じる光電エネルギー変換の観測に成功~ 1700応用理学一般

単一分子光電流計測法の開発~単一分子で生じる光電エネルギー変換の観測に成功~

2022-03-31 理化学研究所,分子科学研究所理化学研究所(理研)開拓研究本部Kim表面界面科学研究室の今井みやび特別研究員、今田裕上級研究員、金有洙主任研究員、分子科学研究所の三輪邦之助教らの共同研究グループは、単一分子内で生じる光か...
“酵素でペットボトルをリサイクル”PET分解酵素の産業応用に向けた共同研究を開始 0504高分子製品

“酵素でペットボトルをリサイクル”PET分解酵素の産業応用に向けた共同研究を開始

酵素によるPETリサイクル技術の確立に向けた共同研究を開始します。近年、プラスチックの問題が注視されている中、容器包装資源が循環する持続可能な仕組みを作っていくことは喫緊の課題で、解決策としてケミカルリサイクル技術への関心が高まっています。ケミカルリサイクル技術とは、廃ペットボトルを選別、粉砕、洗浄して汚れや異物を取り除いた上で化学分解処理を行い、PETの中間原料まで分解、精製したものを再びPETに合成する方法です。
ヒドリド超イオン導電体の発見~H–超イオン導電性を示す固体電解質材料を初めて創出~ 1700応用理学一般

ヒドリド超イオン導電体の発見~H–超イオン導電性を示す固体電解質材料を初めて創出~

電荷担体となるH–と酸化物イオン(O2–)が共存する酸水素化物を対象にした物質探索をおこない、新規H–イオン導電体BLHOを開発することに成功しました。酸水素化物の合成に、常圧下での一般的な固相反応で酸水素化物を合成したことで、多量の空孔を含む常圧安定組成の存在を見いだせたことがH–超イオン導電相の発見の鍵となりました。
世界最小電圧の乾電池1本で発光する有機ELを開発 0402電気応用

世界最小電圧の乾電池1本で発光する有機ELを開発

世界最小電圧の乾電池1本分の起電力でディスプレイ並みの明るさで発光できる有機ELの開発に成功した。発光プロセスを担う有機分子同士の界面での相互作用をコントロールし、また蛍光色素をドーピングすることで、従来の類似構造のデバイスに比べ約70倍発光効率を向上させ、低電圧での高い発光輝度を実現した。
目に見えない近赤外光を高効率に可視光に変換する新技術を発明(平本グループ) 1700応用理学一般

目に見えない近赤外光を高効率に可視光に変換する新技術を発明(平本グループ)

目に見えない近赤外光を、有機半導体薄膜の界面で、高効率に可視光に変換する新技術を発明した。従来用いられてきたレアメタルや有害元素などを必要とせず、さらに従来に比べ約100倍高い変換効率を実現した。
従来より3桁小さいパルスエネルギーを使用し、従来と同等のレーザーピーニング効果が得られることを発見した。 0705金属加工

従来より3桁小さいパルスエネルギーを使用し、従来と同等のレーザーピーニング効果が得られることを発見した。

レーザーピーニングは、高出力のパルスレーザーを照射して材料の表面に圧縮の残留応力を形成することにより、材料の機械的な強度を飛躍的に高める表面処理技術。
単一分子の精密ナノ分光 ~観察しているナノ物質の性質を正確に評価する手法の確立~ 1700応用理学一般

単一分子の精密ナノ分光 ~観察しているナノ物質の性質を正確に評価する手法の確立~

ナノメートルサイズの領域に局在する光を用いることで、原子分解能を持つ顕微鏡で観察しているナノ物質の性質を直接測る精密ナノ分光手法を確立した。
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