京都大学

地震波形で地すべりの発生を効果的に探す手法を開発 1703地質

地震波形で地すべりの発生を効果的に探す手法を開発

日本列島および日本周辺の地震観測網で捉えられた地震波形データを用いて、地すべりを効果的かつ簡便に検出する新しい手法を開発した。
連続干天日数に関する数学モデルを構築し、旱魃の回避に役立つ方法論を提案 1702地球物理及び地球化学

連続干天日数に関する数学モデルを構築し、旱魃の回避に役立つ方法論を提案

連続干天日数に関する数学モデルを構築して、天水農業の盛んなイラクのニネベ平原における旱魃の回避に役立つ方法論を提案した。
形を変えながら動く3次元物体の解析手法の提唱~動くから形が変わるのか、形を変えることで動くのか~ 1504数理・情報

形を変えながら動く3次元物体の解析手法の提唱~動くから形が変わるのか、形を変えることで動くのか~

変形しながら移動する3次元物体の、軌道と形とを経時的に計測し、形の変化と速度や軌道の変化との相互関係を解析するためのコンピュータソフトウェアを開発し発表した。
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短パルス・高ピーク出力動作可能な新しいフォトニック結晶レーザーの開発に成功 0403電子応用

短パルス・高ピーク出力動作可能な新しいフォトニック結晶レーザーの開発に成功

短パルス(数10ピコ秒以下)かつ高出力(数10~100ワット以上)で動作可能な新しいフォトニック結晶レーザーの開発に成功した。
環境に優しい高効率冷却システムを実現する新酸化物エネルギー材料の発見 0501セラミックス及び無機化学製品

環境に優しい高効率冷却システムを実現する新酸化物エネルギー材料の発見

Aサイト秩序型ペロブスカイト構造鉄酸化物NdCu3Fe4O12が巨大な圧力熱量効果を示し、高効率な熱制御が可能なことを実証した。
炭素繊維の力学特性を簡便に精度よく評価する手法を開発 0505化学装置及び設備

炭素繊維の力学特性を簡便に精度よく評価する手法を開発

リサイクル炭素繊維の力学特性を簡便に精度よく評価する手法を開発した。この手法は、数千~数万本の数多くの繊維からなる繊維束の引張試験を高精度に実施し、繊維の強度や表面間の摩擦に関するパラメーターを抽出することができる。
2018年アラスカ湾地震の複雑な破壊過程を解析~間欠的に加速・減速する奇妙な巨大地震~ 1702地球物理及び地球化学

2018年アラスカ湾地震の複雑な破壊過程を解析~間欠的に加速・減速する奇妙な巨大地震~

地上で観測された地震波形データから、地震時の断層形状と破壊過程を同時に推定する新しい地震破壊過程解析手法を開発。この解析手法を2018年にアラスカ湾の海洋プレート内で発生したマグニチュード(M)7.9の巨大地震に適用した結果、断層すべりが間欠的に加速・減速する様子を捉えることに成功した。
超伝導における疎と密のクロスオーバーを実現~2次元結晶を用いて素粒子の普遍的な性質を明らかに~ 0403電子応用

超伝導における疎と密のクロスオーバーを実現~2次元結晶を用いて素粒子の普遍的な性質を明らかに~

層状窒化物・塩化窒化ジルコニウム(ZrNCl)2次元結晶の超伝導状態を、イオンゲート法によって電子密度を制御することにより、通常の超伝導体が属する、電子が高密度の極限から、低密度極限への移り変わり(クロスオーバー)を実現した。
三角形ラジカルを使って二次元ハニカムスピン格子構造を組み立てる 0504高分子製品

三角形ラジカルを使って二次元ハニカムスピン格子構造を組み立てる

三角形構造を持つ光るラジカルtrisPyMを新たに開発し、さらにtrisPyMを用いて二次元ハニカムスピン格子構造(蜂の巣スピン格子構造)を持つ新しい配位高分子を合成した。この配位高分子は、室温大気下でも分解せず化学的に安定であるだけでなく、スピンと発光特性を併せ持つ稀有な物質である。
金属ナノ粒子で光触媒のモチベーションを上げることに成功~人工光合成で二酸化炭素(CO2)の再資源化の新展開~ 0505化学装置及び設備

金属ナノ粒子で光触媒のモチベーションを上げることに成功~人工光合成で二酸化炭素(CO2)の再資源化の新展開~

光触媒の活性サイトをうまく分離することによって二酸化炭素の光還元を効率的に進行させることに成功した。AlをドープしたSrTiO3(Al-SrTiO3)の異なる結晶面に異なる金属ナノ粒子を修飾することによって効率的にH2Oを電子源とするCO2の光還元が進行することを見いだした。
ロジウムを凌駕する高耐久性な多元素ナノ合金排ガス浄化触媒 0703金属材料

ロジウムを凌駕する高耐久性な多元素ナノ合金排ガス浄化触媒

自動車排ガス浄化に対して最も高い性能を有するロジウム(Rh)を凌駕する、高耐久な多元素ナノ合金触媒の開発に成功した。PdRuに第3の元素を加えることで配置エントロピーを増大させ、高温での固溶体構造を安定化させた種々のナノ合金の開発に成功し、PdRuイリジウム(Ir)ナノ合金がPdRuおよびRhよりも高活性かつ、高耐久性であることを発見した。
量子もつれ光を用いた、新たな赤外分光法を実証~分析装置の飛躍的な小型化・高性能化に期待~ 1700応用理学一般

量子もつれ光を用いた、新たな赤外分光法を実証~分析装置の飛躍的な小型化・高性能化に期待~

2021-03-09 京都大学 竹内繁樹 工学研究科教授、岡本亮 同准教授、向井佑 同研究員、田嶌俊之 同研究員、荒畑雅也 同博士課程学生らの研究グループは、量子もつれ光の干渉を用い、可視光のみの検出で赤外分光を実現する「フーリエ変換型赤外...
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