スロー地震

1702地球物理及び地球化学

南海トラフプレート境界断層の現場再現実験から断層のすべり特性を解明~スロー地震と巨大地震の発生メカニズムの解明に貢献~

2023-09-21 産業技術総合研究所 発表のポイント 南海トラフのプレート境界断層のすべり特性を、プレート境界における温度・圧力・鉱物種条件を再現した摩擦実験によって明らかにした。 スロー地震域から巨大地震発生域では、沈み込みに伴う鉱物...
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スロー地震と普通の地震(ファスト地震)は何が違うのか? ~スケール法則の再評価による地震現象の統一的な解釈~

2023-08-01 東京大学 井出 哲(地球惑星科学専攻 教授) グレゴリー C. べローザ(米国スタンフォード大学 教授) 発表のポイント スロー地震とファスト地震(普通の地震)の違いについて、より完全な解釈を提供した。 普通の地震こそ...
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平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震後の地殻変動に関する解説

2022-03-10 国土地理院 概要 平成23年(2011 年)東北地方太平洋沖地震では、地震直後に牡鹿半島で水平方向に5mを超える地殻変動が観測されたのをはじめ、東日本を中心とする広い範囲で地殻変動を観測しました。そして、その後の「余効...
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海底地震計記録で読み解く地震空白域の将来

メキシコ太平洋沿岸部に設置された海底地震計記録を解析し、過去100年間に地震が発生していない領域(地震空白域)でゆっくりとプレート境界がずれ動くスロー地震が発生していることを明らかにした。
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南海トラフのスロー地震震源域近傍に高圧の間隙水帯を確認~スロー地震発生のメカニズム解明へ前進~

地球深部探査船「ちきゅう」によって⾼知県室戸岬沖南海トラフのプレート境界断層近傍から採取されたコア試料を分析するとともに、掘削孔から噴出する流体の流量を解析した。初めてスロー地震の震源近傍における高圧の間隙水帯の存在を直接確認することに成功した。
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日本海溝の詳細なスロー地震分布図を作成~スロー地震多発地域が東北地震の破壊を止めた~

日本海溝全域にわたる詳細なスロー地震分布図を始めて作成した。
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日本列島直下に沈み込むプレート内の水の挙動がスロー地震発生に関係

日本列島直下に沈み込むプレート内部での水の通りやすい方向を力の概念で検討し、水の通りやすい方向と沈み込むプレートから放出される水の量との関係を解明した。スロー地震の発生がプレートの境界付近に蓄積される水の量に関係することを見出した。
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