運輸安全委員会

0300航空・宇宙一般

個人ランズ式S-7クーリエ-R503L型機(超軽量動力機、複座)の事故[樹木の中へ墜落](茨城県守谷市、令和3年2月20日発生)

個人所属ランズ式S-7クーリエ-R503L型(超軽量動力機、複座)JR1734は、茨城県守谷市大柏の離着陸場の場周経路を飛行中に、樹木の中へ墜落した。同機は大破したが、操縦者は負傷しなかった。同機が着陸のため低高度を飛行中、フラップ操作に伴う機体姿勢の変化及び速度低下に対応する操縦が適切に行われなかったため、失速して高度を失い、樹木の中に墜落したものと推定される。
0300航空・宇宙一般

ANAウイングス ボーイング式737-800型機の事故[機体の動揺による客室乗務員の負傷](愛媛県大洲市の上空、令和2年4月12日発生)

ANAウイングスボーイング式737-800型JA64ANは、令和2年4月12日(日)、運送の共同引受による全日空の定期430便として、福岡空港から大阪国際空港へ向けて飛行中、機体が動揺し客室乗務員1名が転倒して負傷した。同機がじょう乱を伴う雲の中を飛行して動揺したことにより、離席していた客室乗務員1名が浮揚して体勢を崩した状態で床に打ち付けられて負傷したものと考えられる。
0200船舶・海洋一般

遊覧船グリランド900旅客負傷事故(青森県十和田市御倉半島北方沖(十和田湖東部)、令和元年9月19日発生)

十和田湖東部を滑走しながら東進中、連続する波を追い越して航行していた際、繰り返し船体が波に乗り上げて水面に叩き付けられ、船体に複数回衝撃を受けて旅客1人が負傷した。船長として経験したことがなく、船体への衝撃を軽減させようと、減速しなくても大丈夫と思っていたことによるものと考えられる。
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0300航空・宇宙一般

シルバーエアーボンバルディアBD-700-1A10型重大インシデント[機内気圧の異常な低下](那覇空港の北北東約92km、令和2年2月20日)

同機がFL400を飛行中に両方の空調装置(PACK)が停止したことにより、機内の気圧の異常な低下が発生したものと推定される。両方のPACKが停止したことについては、運航乗務員が燃料循環装置のスイッチを操作するつもりで誤って両方のPACKのスイッチを「OFF」にしたことによるものと推定される。
0300航空・宇宙一般

日本エアコミューターATR式42-500型機[機体の動揺による客室乗務員の負傷](種子島空港の北北西約57km、令和元年10月12日)

局地的な風向風速の変化に遭遇した後、運航乗務員によるVMO超過回避のための機首上げ操作及び速度の増加に伴う機首上げ効果により機体姿勢が大きく変化したことによるものと考えられる。
0301機体システム

東邦航空アエロスパシアルAS355F2の重大インシデント[発動機の破損](神奈川県愛川町付近、令和元年6月19日)

第1(左側)エンジンが停止したため、愛川町内の中津川河川敷に予防着陸した。着陸後の点検において、エンジンの破片がエンジン・ケースを貫通する損傷が確認された。
0200船舶・海洋一般

ロールオン・ロールオフ貨物船PANSTAR GENIE引船大東丸衝突事故(京浜港東京第3区、令和元年6月10日発生)

日没後の薄明時、強雨の影響により周囲が暗く視認が困難となった状況下、PANSTAR GENIEが、船尾方から接近して左舷側を並走した後に船首付近を航行していた大東丸に気付かずに徐々に増速しながら航行を続け、また、大東丸が離岸後に南東進しているPANSTAR GENIEに気付かずに一定の速力で航行を続けたため、両船が衝突したものと考えられる。
0302航行援助施設

上海金鹿公務航空ガルフストリーム・エアロスペースG-Ⅵ、岡山航空セスナ式510の滑走路誤進入(東京国際空港、平成30年10月27日)

A機の無線の送信音声がタワー北に届かない状況が生じたため、A機とタワー北との無線によるコミュニケーションが成立していない状況となり、さらにタワー北が他機に発した音声の一部を聞いたA機が滑走路横断許可を得たと誤解したため、着陸許可を受けたB機が進入中の滑走路にA機が進入したものと考えられる。
0200船舶・海洋一般

コンテナ船APL PUSAN貨物船晶徳丸衝突事故(浦賀水道航路、令和元年10月15日発生)

APL PUSANの水先人が無難に追い越すことができると思い晶徳丸を追い越す態勢で航行を続け、また、晶徳丸の航海士が右舷後方のAPL PUSANの存在を知らずに中ノ瀬航路に向けて右転したため、両船が衝突し、その後、APL PUSANの右舷船首部が浦賀水道航路第8号灯浮標に衝突したものと考えられる。
0300航空・宇宙一般

イースター航空 ボーイング737-800重大インシデント[車両が存在する滑走路へ着陸の試み](百里,令和元年8月22日)

イースター航空ボーイング式737-800型HL8052は、百里飛行場に着陸する際、管制官から指示された滑走路と異なる、点検車両が走行中の滑走路に着陸を試みた。同機が着陸すべき滑走路を誤認し、点検車両が走行中の異なる滑走路に向けて進入したため、発生したものと推定される。
0200船舶・海洋一般

コンテナ船APL GUAM、MARCLIFF、HANSA STEINBURG衝突事故(京浜港横浜第5区YL4錨地)

2021-02-18 運輸安全委員会 概要 コンテナ船APL GUAMは、船長ほか20人が乗り組み、水先人の水先により京浜港横浜第5区のYL4錨地内の予定錨地に向けて北進中、コンテナ船MARCLIFFは、船長ほか15人が乗り組み、愛知県名古...
0300航空・宇宙一般

グラザー・ディルクスDG-500M型機(動力滑空機、複座)[着陸時の機体損傷](石見空港)

2021-02-18 運輸安全委員会 概要 個人所属グラザー・ディルクス式DG-500M型JA2500は、平成31年4月29日(月)、機長及び同乗者計2名が搭乗して飛行中、エンジンを再始動できなかったため、滑空状態で主脚を格納したまま着陸を...
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