産業技術総合研究所(産総研)

0403電子応用

複数のAIアクセラレータを搭載した評価チップの設計を完了、試作を開始

ネットワークの端末などに使われるエッジ向けAIチップの設計を容易にするために、AIチップに使用されるAIアクセラレータ開発のための評価プラットフォームの構築を進めている。本評価プラットフォームの実証のため、仕様が異なる6種類のAIアクセラレータを同一チップに搭載した評価チップの設計を完了し、外部の製造会社で試作を開始しました。
1600情報工学一般

計算シミュレーションとAIを連携させ、仮想実験環境を構築

「超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト」に取り組んでおり、今般、同プロジェクトで開発した伝導度などの計算を行う第一原理計算シミュレーターとAI技術の連携により、材料の電気伝導度計測を計算機上で再現する基盤技術を開発した。
0403電子応用

酸化反応により自然に組み上がる分子の集合体~導電性高分子の電子輸送に有利な共結晶を実現~

強力な酸化力を有するラジカル塩ドーパントを高分子半導体に作用させると、両者からなる共結晶構造が自発的に形成されることを発見し、従来よりも高い結晶性と伝導特性を有する導電性高分子の開発に成功した。
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1703地質

世界第一級の大断層「中央構造線」が走る”阿波池田”地域の地質

西南日本の地質を南北に二分する大断層(中央構造線)の両側の地層の成り立ちを解明。1枚の地質図に大地の歴史や活断層・地すべりの情報を集約。日本列島の成り立ちの理解や、防災・減災対策、土木・建築の基礎資料など多方面での活用に期待。
1702地球物理及び地球化学

人が感じないごく小さな揺れの成分解析から地熱発電に利用可能な熱水の流動を検出

地下400mに設置した高感度振動センサーで、人が感じない微小な揺れを24時間・365日観測。地中のごく小さな揺れ方の変化から、地熱発電に利用可能な熱水の動きを検出。地熱発電などの深部地下開発時の新たなモニタリング技術として応用が可能。
0402電気応用

半世紀以上熱電変換の最高性能を誇るBi2Te3系に匹敵する新規材料を開発

n型Mg3Sb2系材料にわずかな銅原子を添加することで、高性能な熱電材料に必要な熱伝導率低減と電荷移動度向上を両立させることに成功した。同様に高性能化したp型材料と合わせて熱電モジュールを作製し、室温と320℃の温度差において、半世紀以上に亘り最高性能の記録を保持し続けているBi2Te3系材料に匹敵する熱電変換効率7.3%を実現した。
1601コンピュータ工学

次世代コンピューティング基盤開発拠点活動をスタート

「次世代コンピューティング基盤開発拠点」活動をスタートした。拠点では、次世代コンピューティング基盤にかかわる戦略策定、研究推進、オープンイノベーションプラットフォームとしての試作評価拠点整備を進める。
1702地球物理及び地球化学

海底広域研究船「かいめい」を用いた国際深海科学掘削計画(IODP)第386次研究航海の実施について

海底広域研究船「かいめい」は、ECORDと共同で研究航海を実施する。最大長40mの大口径(110mmφ)長尺ピストンコアラーを使って日本海溝の海底堆積物を連続的に採取し、過去に起きた地震の痕跡を調べる。日本海溝の巨大地震の特徴や発生のプロセスなどを知り、今後起こりうる地震の最大規模や発生頻度の推定につながることが期待される。
0108交通物流機械及び建設機械

無人自動運転移動サービスが沖縄県北谷町で観光地モデルとして運用を開始

沖縄県北谷町にて、遠隔型の自動運転システムを用いた技術・サービス実証を進めて来た。この実証成果を活かし海沿いのコースにて、民間事業者が車内広告収入などを財源として無料で運行する観光地モデルによる無人自動運転移動サービスを開始する。
1703地質

四国地域の土壌中有害重金属類のリスクを地図として”見える化”

四国地域での自然由来重金属類の分布特性や土壌中有害元素の人体リスク評価に関する調査・研究を行い、成果として「表層土壌評価基本図~四国地域~」を出版する。
0505化学装置及び設備

ナノメートルスケールの凹凸加工を施した「ナノすりガラス」で超親水性を実現

継続的に超親水性を維持する印刷面を得るため、一般的なガラスの表面を弱酸でマイルドに処理し、ナノメートルスケールの凹凸加工を施した「ナノすりガラス」を開発した。ナノすりガラスの表面は、150 °Cの高温でも、1日以上、超親水性を維持できることが分かった。
1102水質管理

微生物のちからで廃棄物を肥料へ!

タンパク質を多く含む食品加工廃水を原料に、水耕栽培に使用できる有機液肥を安定・効率的に製造する技術を開発した。
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