東京大学

1700応用理学一般

超高密度な磁気渦を示すシンプルな2元合金物質を発見 ~次世代磁気メモリーへの応用に期待~

2022-03-30 東京大学,日本原子力研究開発機構,J-PARCセンター,総合科学研究機構中性子科学センター,理化学研究所,科学技術振興機構 ポイント 2種類の元素からなるシンプルな合金中で超高密度な磁気スキルミオン(微小な磁気渦)が生...
1700応用理学一般

結晶の対称性を反映した新しい原理の超伝導整流現象を発見~エネルギー損失の極めて小さい電子回路の実現に向けた新たな可能性~

2022-03-29 東京大学,科学技術振興機構,理化学研究所,東京工業大学,埼玉大学 ポイント 空間反転対称性の破れた超伝導体において、磁場や磁性を必要としない新しい原理の整流特性を発見。 整流特性が結晶構造を反映していることを実証すると...
1700応用理学一般

テラヘルツ光を電流へ変換する新原理の発見 ~量子位相効果を用いた格子振動による光起電力効果の実証~

2022-03-30 東京大学,理化学研究所,科学技術振興機構 ポイント 強誘電体のフォノン(格子振動)の共鳴を用いたテラヘルツ領域の光起電力効果の観測に成功しました。 量子力学的な位相効果を介することで、電子励起を介さない、全く新しい光起...
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1701物理及び化学

分子の映像と構造をつなぐ新しい分子模型

2022-03-29 東京大学 原野 幸治(研究当時:化学専攻 特任准教授/現:物質・材料研究機構 主幹研究員) 中室 貴幸(化学専攻 特任准教授) 中村 栄一(化学専攻 特別教授/東京大学名誉教授) 発表のポイント 分子模型で使う原子の半...
1700応用理学一般

結晶中の強く相関する電子雲の振る舞いを解明

2022-03-25 名古屋大学 国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院工学研究科の萬條 太駿 大学院博士後期課程学生、澤 博 教授らの研究グループは、理化学研究所創発物性科学センターの鬼頭 俊介 基礎科学特別研究員、帝京大学、早稲...
0501セラミックス及び無機化学製品

セラミックス焼結のメカニズムを原子レベルで解明 ~粒界構造制御による新しい材料設計指針へ~

2022-03-18 東京大学 1.発表者 幾原 雄一(東京大学 大学院工学系研究科 附属総合研究機構 教授) 柴田 直哉(東京大学 大学院工学系研究科 附属総合研究機構 教授) 栃木 栄太(東京大学 生産技術研究所 准教授) 馮   斌(...
0400電気電子一般

複数のAIアクセラレータを搭載した実証チップ「AI-One」の動作を確認

従来比45%以下の短期間で低コストのAIチップ設計・評価が可能に 2022-03-22 産業技術総合研究所 NEDOは「AIチップ開発加速のためのイノベーション推進事業」に取り組んでおり、産業技術総合研究所、東京大学と共同で、ネットワークの...
0505化学装置及び設備

多電極イオンゲル分子センサで呼気によるヘルスケアの実現へ~環境中の多成分の微量ガス分子を機械学習で同時検出~

イオンゲルと多数の電極構造を持つセンサ素子を開発し、ppmオーダーの水素、アンモニア、エタノールの3種類の標的ガスを混合したガス中でそれぞれのガス濃度を検出することに成功しました。多数の電極間の電位差から得られる時系列データを用いることで、従来技術では難しかった、混合ガスの中での複数の標的ガスの同時検出を実現しました。
0505化学装置及び設備

多電極イオンゲル分子センサーで呼気によるヘルスケアの実現へ

環境中の多成分の微量ガス分子を機械学習で同時検出 2022-03-17 東京大学,科学技術振興機構 ポイント イオンゲルと多数の電極を用いて、混合ガス中のppm(100万分の1)単位の水素・アンモニア・エタノールの同時検出に成功した。 イオ...
1204農業及び蚕糸

オープンソースで野外植物フェノタイピング用ローバーを開発~狭い場所でもスイスイ計測~

2022-03-10 京都大学 那須田周平 農学研究科教授は、郭威 東京大学特任准教授、スイスチューリッヒ大学、横浜市立大学の研究者と共同で、効率的な植物の表現型計測を実現する高速フェノタイピングローバーを開発しました。 植物の生育状態を測...
0403電子応用

巧みな分子設計でn型ポリマー半導体の移動度を従来の5倍以上に向上

ポリマー半導体に高い電子受容性と秩序高い配列構造をもたらす新しいπ電子系骨格を開発した。開発したポリマー半導体は、ベンチマークポリマー半導体に比べて5倍以上高い電子移動度を示した。
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、 129億年前の銀河から窒素と酸素の電波をとらえる

アルマ望遠鏡により、129億年前の銀河から窒素と酸素の電波を検出することに成功しました。アルマ望遠鏡を用いてうみへび座の方角にある銀河G09.83808を観測し、宇宙誕生9億年後に窒素や酸素が存在し、既に太陽系での存在比率の50-70%に達していると推定しました。
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