国立天文台

1701物理及び化学

太陽風によって温められる木星大気

太陽風によって木星の極域で生じるオーロラが、深い部分まで木星大気を加熱していることを、すばる望遠鏡の中間赤外線カメラ COMICS による観測から明らかにした。
1600情報工学一般

ガンマ線バーストの放射メカニズムにせまる

スペクトルと明るさの相関関係の起源を解明 2019-04-03 国立天文台 ガンマ線バーストのジェットで起こる光球面放射のイメージ図。大質量星が寿命を迎え爆発を起こす瞬間、星の表面を突き抜けて超高速のジェットが放出される。「光球面放射モデル...
1701物理及び化学

ガンマ線バーストのスペクトルと明るさの相関関係の起源

宇宙最大の爆発現象である「ガンマ線バースト」におけるスペクトルと明るさの相関関係(米徳関係)を、数値シミュレーションによって理論的に再現することに成功した。
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1701物理及び化学

ダークマターは原始ブラックホールではなかった!?

2019-04-02 国立天文台 唯一捉えられたマイクロレンズ現象による増光。 オリジナルサイズ(158KB) すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ HSCで得られたアンドロメダ銀河のデータを詳しく解析した結果、原始ブラックホールがダークマタ...
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡で迫る大質量連星系の起源

2019-03-28 国立天文台 アルマ望遠鏡で観測されたIRAS 07299-1651とその周囲のガス雲。背景は、連星系の母体となるガスと塵の雲の分布(緑)。ガス雲の中の速度構造(赤:地球から遠ざかる運動、青:地球に近づく運動)から、大き...
1701物理及び化学

32億年前の宇宙に存在した大量の塵

宇宙初期の星形成史をさかのぼる 2019-03-20 国立天文台 銀河MACS0416_Y1の観測画像。132億光年の距離にある銀河で、アルマ望遠鏡が捉えた塵が放つ光を赤色、酸素が放つ光を緑色、ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた若い星が放つ光を青色...
1701物理及び化学

超遠方宇宙に大量の巨大ブラックホールを発見

2019-03-14 国立天文台 発見された巨大ブラックホール。矢印の先にある赤い天体で、地球からの距離は130.5億光年。すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラHSCによる探査観測で得られた画像。 オリジナルサイズ(876KB) 地球から約 ...
1701物理及び化学

地球型惑星の形成現場を描き出す

アルマ望遠鏡で捉えた“原始ミニ太陽系” 2019-03-14  国立天文台 アルマ望遠鏡がとらえた若い星おうし座DM星のまわりの塵の円盤。 オリジナルサイズ(217KB) アルマ望遠鏡による観測で、おうし座DM星をとりまく原始惑星系円盤の塵...
1701物理及び化学

大質量星が誕生する領域の化学組成とその進化の解明

2019-03-08 国立天文台 米国バージニア大学の谷口琴美研究員を中心とした、国立天文台、ハーバード-スミソニアン天体物理学センターの研究グループは、太陽より8倍以上重い星である大質量星が誕生する領域、大質量星形成領域について、化学組成...
1701物理及び化学

生まれたての活動銀河核ジェットの吹き溜まりが運動する様子を捉えることに成功!

ペルセウス座にある3C84は、中心に位置する巨大ブラックホールの近傍から間欠的にジェットを噴出しているため、電波ローブと呼ばれるジェットの吹き溜まりと考えられる構造が様々な空間スケールで複数存在しています。
1701物理及び化学

中性子星の連星をつくる、外層が大きく剥がれた星の超新星爆発を発見

中性子星と連星を成している星の外層が大きく剥がれ、その状態で超新星爆発を起こすと、中性子星どうしの連星が作られるという説を唱えてきた。よく一致する特徴を示す超新星が、過去の観測データからこのたび発見された。
1701物理及び化学

最新の原子核物理学で探るIa型超新星爆発の点火条件

量子力学的に共鳴状態が許されるかどうかの妥当性を含めて理論的な考察を加え、大きな炭素核融合の反応断面積がIa型超新星の点火に与える影響を調べた。白色矮星連星合体が超新星爆発を起こす前に中性子星として崩壊する確率が大きくなることが明らかに。
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