京都大学

気候変動緩和策による土地利用改変が大きい地域ほど生物多様性の保全効果は低くなる~植林とBECCSの大規模導入が生物多様性に与える影響~ 1900環境一般

気候変動緩和策による土地利用改変が大きい地域ほど生物多様性の保全効果は低くなる~植林とBECCSの大規模導入が生物多様性に与える影響~

2024-11-25 森林総合研究所,立命館大学,京都大学, 国立環境研究所ポイント 植林とBECCSの大規模導入による気候変動緩和策の実施は、気候変動の進行を抑制することで地球規模では生物多様性の減少を軽減できますが、緩和策を大規模に実施...
超伝導の世界でも、六角形と円は違うのだ~「創発回転対称性」の破れを発見~ 1700応用理学一般

超伝導の世界でも、六角形と円は違うのだ~「創発回転対称性」の破れを発見~

2024-04-12 京都大学概念図: 新奇超伝導体CsV₃Sb₅の超伝導上部臨界磁場が60度周期の振動を示すことを発見し、「超伝導の世界では六角形と円がほぼ同じ」という創発回転対称性が破れていることを初めて実証しました。超伝導の世界におい...
従来法の限界を超えた、複数光子の量子状態の実現と検証に成功~光量子コンピュータや光量子センシングに貢献~ 1700応用理学一般

従来法の限界を超えた、複数光子の量子状態の実現と検証に成功~光量子コンピュータや光量子センシングに貢献~

2023-12-25 京都大学図1 実現した、多数の光子による複雑な量子状態の生成と検証方法のイメージ図電子や光子などの量子は、通常の物体とは異なった振るまいをします。その量子の状態を制御することで、飛躍的な計算能力を実現する量子コンピュー...
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シカの森林被害は土壌微生物にも波及する~大規模生態系操作実験と環境DNA分析の融合~ 1304森林環境

シカの森林被害は土壌微生物にも波及する~大規模生態系操作実験と環境DNA分析の融合~

2023-12-22 京都大学現在、日本の森林では、多くの地域において、ニホンジカ(以下、シカ)の食害による植生の荒廃が深刻化しています。シカの食害が森林に与える影響を理解するためには、土壌を含む生態系全体への波及効果の分析が必要となります...
カゴメ金属で起きる自発回転する不思議な電子状態~ナノスケールの永久ループ電流の機構を明らかに~ 1700応用理学一般

カゴメ金属で起きる自発回転する不思議な電子状態~ナノスケールの永久ループ電流の機構を明らかに~

2023-12-15 京都大学田財里奈 基礎物理学研究所助教、山川洋一 名古屋大学講師、紺谷浩 同教授の研究グループは、カゴメ格子構造の金属化合物で創発する新奇な相転移―ナノスケールのループ電流秩序―を解明する理論を発見しました。2019年...
高分子鎖の「伸長」と「結晶化」が進行する度合いを蛍光イメージングで同時並列的に追跡する手法を開発 0504高分子製品

高分子鎖の「伸長」と「結晶化」が進行する度合いを蛍光イメージングで同時並列的に追跡する手法を開発

2023-12-07 京都大学齊藤尚平 理学研究科准教授、須賀健介 同博士課程学生らの研究グループは、高分子材料を延伸した際における「高分子鎖の伸長」と高分子鎖の配向により発生する「ひずみ誘起結晶化」の度合いをそれぞれ定量的に追跡できる「デ...
原子核の分子構造を発見~不安定ベリリウム−10原子核は窒素分子とそっくり~ 1700応用理学一般

原子核の分子構造を発見~不安定ベリリウム−10原子核は窒素分子とそっくり~

2023-12-06 理化学研究所,中国科学院,パリ・サクレ―大学,香港大学,京都大学,九州大学理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センター 核反応研究部の上坂 友洋部長、多種粒子測定装置開発チームの大津 秀暁 チームリーダー、中国科学院...
熱が誘起するすべり流れを検出 ~光ピンセットを援用した可視化手法により熱泳動のメカニズム解明へ~ 1700応用理学一般

熱が誘起するすべり流れを検出 ~光ピンセットを援用した可視化手法により熱泳動のメカニズム解明へ~

2023-12-01 京都大学,科学技術振興機構京都大学 大学院情報学研究科 辻 徹郎 准教授、梅 世哲 修士課程学生(研究当時)、田口 智清 教授らの研究グループは、温度勾配を持つ流体中に置かれたマイクロ粒子の表面近傍に、光ピンセットで流...
リモートセンシングを用いたヒノキ人工林の蒸散量広域予測モデルを開発 1304森林環境

リモートセンシングを用いたヒノキ人工林の蒸散量広域予測モデルを開発

2023-11-30 京都大学森林は「緑のダム」と呼ばれます。水を地面に浸透させ、地下水を涵養する機能を持っているからです。しかし、日本では近年、間伐などの手入れが行き届かずに過密化した人工林が問題となっています。こうした人工林では蒸発散(...
フジタは紫外線によって赤、緑、青に蛍光発光する3種類の白を使い分けていた! ~レオナール・フジタ(藤田嗣治)が描いた肌質感の秘密を、蛍光スペクトル解析によって解明~ 0500化学一般

フジタは紫外線によって赤、緑、青に蛍光発光する3種類の白を使い分けていた! ~レオナール・フジタ(藤田嗣治)が描いた肌質感の秘密を、蛍光スペクトル解析によって解明~

2023-11-27 国立情報学研究所大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所*1(所長:黒橋くろはし 禎夫さだお、東京都千代田区、以下NIIエヌアイアイ)ならびにポーラ美術館*2(館長:野口のぐち 弘子ひろこ、神奈川...
陽子を含まない原子核の痕跡を原子炉で探す~原子核物理×放射化学の新手法で「0番元素」を探求~ 1700応用理学一般

陽子を含まない原子核の痕跡を原子炉で探す~原子核物理×放射化学の新手法で「0番元素」を探求~

2023-11-24 京都大学髙宮幸一 複合原子力科学研究所・工学研究科教授、藤岡宏之 東京工業大学准教授、友松竜太郎 同学士課程学生(研究当時)からなる研究チームは、中性子だけから構成される多中性子原子核を探索する手法として、原子炉の燃料...
テレスコープアレイ実験史上最大のエネルギーをもつ宇宙線を検出 1700応用理学一般

テレスコープアレイ実験史上最大のエネルギーをもつ宇宙線を検出

2023-11-24 大阪公立大学概要宇宙から降り注いでいる高エネルギーの粒子(宇宙線)の中には、非常に高いエネルギーの宇宙線がごく稀に存在しており、宇宙におけるもっとも激烈な物理現象と関連していると考えられています。宇宙線は荷電粒子である...
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