京都大学

絶縁体中を動き回る謎の中性粒子を検出~「絶縁体」における「金属」的な熱の伝搬~ 1701物理及び化学

絶縁体中を動き回る謎の中性粒子を検出~「絶縁体」における「金属」的な熱の伝搬~

絶縁体の内部を動き回る、電荷をもたずに熱のみを伝える中性粒子を発見した。イッテルビウム12ホウ化物(YbB12)絶縁体を絶対零度近傍まで冷却。電気的に絶縁体で電気は伝えないにも関わらず、熱の伝導が金属と同じ振る舞いをすることを発見した。
金沢市の高校で捉えた放射線バーストで雷発生の瞬間に迫る 1700応用理学一般

金沢市の高校で捉えた放射線バーストで雷発生の瞬間に迫る

冬の雷活動によって発生した2種類の放射線バーストを、石川県金沢市の複数の高校で同時観測することに成功し、雷発生の前兆現象となった可能性を示した。
マイクロ波分光で光触媒を簡便に評価する手法を開発 0502有機化学製品

マイクロ波分光で光触媒を簡便に評価する手法を開発

光エネルギーを化学エネルギーに変換する光触媒の性能を速く簡便に評価する手法を確立し、ビスマス系のオキシハライド光触媒の最適な焼結温度を導いた結果、光触媒能を従来の約3倍に向上させることに成功した。
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「亀裂」と「光」で世界最小サイズの絵画の作製に成功~インクを使わずに超高精細な印刷が可能に~ 0504高分子製品

「亀裂」と「光」で世界最小サイズの絵画の作製に成功~インクを使わずに超高精細な印刷が可能に~

OM(組織化したミクロフィブリレーション)と呼ばれるクレージングを調整してフィブリルを組織的に形成させ、特定の色の光を反射する素材を開発した。フィブリル層の周期調整によって全ての可視光を発色する事に成功した。
マイクロ波分光で光触媒を簡便に評価~オキシハライド光触媒能を約3倍に向上することに成功~ 0501セラミックス及び無機化学製品

マイクロ波分光で光触媒を簡便に評価~オキシハライド光触媒能を約3倍に向上することに成功~

光触媒の性能を速く簡便に評価する手法を確立し、ビスマス系のオキシハライド光触媒の最適な焼結温度を導いた結果、光触媒能を従来の約3倍に向上させることに成功した。
新規色素設計指針を開発~世界最高の太陽光エネルギー変換効率の実現に向けて~ 0401発送配変電

新規色素設計指針を開発~世界最高の太陽光エネルギー変換効率の実現に向けて~

有機太陽電池の一種である色素増感太陽電池において、ポルフィリン色素の中で世界最高のエネルギー変換効率を示す色素を上回る性能をもつ、新規ポルフィリン色素を開発することに成功した。
シカの増加が川の魚の個体数に影響することを示唆 1900環境一般

シカの増加が川の魚の個体数に影響することを示唆

ニホンジカの過剰な摂食による森林環境の変化が、川の魚の個体数の増加・減少にも影響を及ぼしている可能性があることを、芦生研究林において11年間継続してきた魚類と生息環境の観察によって示した。
暗黒物質の正体に迫る新しい探査法を提唱~原始惑星系円盤の偏光パターンからアクシオンを探索~ 1701物理及び化学

暗黒物質の正体に迫る新しい探査法を提唱~原始惑星系円盤の偏光パターンからアクシオンを探索~

アクシオンは光の偏光方向を回転させる性質がある、アクシオンが暗黒物質だとすれば、同心円状の偏光パターンが渦巻き状へと乱されてしまうことが期待される。原始惑星系円盤の偏光パターンの乱れを探すことで、アクシオンを探索することができる。
樹木の乾燥ストレス反応の種間差を引き起こすメカニズムを解明 1300森林一般

樹木の乾燥ストレス反応の種間差を引き起こすメカニズムを解明

葉内のタンパク質の生理機能に着目し、乾燥ストレスによる気孔閉鎖のメカニズムについて調べた結果、細胞膜の水透過性を制御する膜タンパク質であるアクアポリンが、葉内部の水移動抵抗の変化を通じ、気孔の開閉を制御していることが明らかになった。
すばる望遠鏡超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Camで遠方超新星を多数発見 1701物理及び化学

すばる望遠鏡超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Camで遠方超新星を多数発見

すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Cam(HSC)を用いた半年間の観測により、赤方偏移1以上(約80億光年遠く)の遠方超新星58個を始め約1,800個もの超新星を発見した。
3Dスキャンを用いて異なるスケールの脳活動を連結する技術を開発 0110情報・精密機器

3Dスキャンを用いて異なるスケールの脳活動を連結する技術を開発

3Dスキャン技術を解剖生理学に応用し、細胞分布のスケールに迫る精度で、脳全体のスキャン画像を重ね合わせられることを実証した。
フェリ磁性体アモルファス合金のジャロシンスキー守谷相互作用の観測に成功 1700応用理学一般

フェリ磁性体アモルファス合金のジャロシンスキー守谷相互作用の観測に成功

フェリ磁性ガドリニウム・鉄・コバルト(GdFeCo)アモルファス合金中にジャロシンスキー守谷相互作用(DMI)が存在することを見いだし、その発現メカニズムを解明した。
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