2004放射線利用 線形加速器を用いた透過型電子顕微鏡を開発 小型でありながら効率的に電子ビームを加速する線形加速器と、新規な精密ビーム制御技術を電子顕微鏡に導入することにより、既存の研究室にも収容可能な程にコンパクトな超高圧電子顕微鏡を開発、顕微鏡像観察が可能であることを実証した。 2019-10-10 2004放射線利用
2004放射線利用 軟X線レーザーナノ集光システムを開発~2種類の集光ミラーを組み合わせたハイブリッド型~ 軟X線自由電子レーザー(軟X線FEL)を高効率でナノ領域に集光可能なシステム「ハイブリッド型集光システム」を新たに開発した。X線自由電子レーザー施設の軟X線ビームラインにおいて、KBミラーと回転楕円ミラーの二つの集光ミラーを組み合わせた。 2019-10-02 2004放射線利用
2004放射線利用 「ストライプ照射」だと放射線の影響は軽減される 放射光X線マイクロビーム技術とマウス精巣器官培養法を組み合わせて、空間的に不均一に放射線を当てた場合には組織機能の回復が生じ、放射線量からの単純な予測より影響が軽減され、放射線の直接当たらなかった細胞の移動が起きていることを実験的に証明。 2019-10-02 2004放射線利用
2004放射線利用 単色X線とナノ粒子による新規放射線がん治療に向けて オージェ電子発見から100年、新境地を開く 単一エネルギーをもつX線すなわち単色X線を、ガドリニウムを多孔性シリカナノ粒子により取り込ませたがんの塊に照射することで、その塊がばらばらになり消滅することを明らかにした。 2019-10-01 2004放射線利用
2004放射線利用 悪性黒色腫に対する標的アイソトープ治療薬候補を開発 がん細胞の表面に存在する代謝型グルタミン酸1型受容体(mGluR1)に結合し、悪性黒色腫に対するα線を放出する新しい標的アイソトープ治療薬候補211At-AITMの開発に成功し、モデルマウスによりそのがん増殖抑制効果を明らかにした。 2019-09-24 2004放射線利用
0704表面技術 超精密な金属製中性子集束ミラー~多様な中性子ビーム集束デバイスの普及に期待~ 金型用の超精密加工技術と金属多層膜の成膜技術を融合させることで、金属材料のみで構成される中性子集束ミラーの開発に成功した。 2019-09-19 0704表面技術0705金属加工1701物理及び化学2004放射線利用
2004放射線利用 自然界で最小の励起エネルギーをもつ原子核状態の人工的生成に成功 大型放射光施設(SPring-8)の高輝度X線を用いた原子核共鳴散乱技術により、自然界最小の励起エネルギーを持つ原子核状態(アイソマー状態)を、世界で初めて人工的に生成することに成功した。 2019-09-12 2004放射線利用
2004放射線利用 タンパク質の動きが病気を引き起こす 脳内に存在する正常なタンパク質「α-シヌクレイン」の分子の特定の運動が、パーキンソン病発症のカギとなる「アミロイド線維」という異常な塊を作り出す原因となることを、中性子準弾性散乱装置を用いて運動を分子レベルで調べ、世界で初めて突き止めた。 2019-08-26 2004放射線利用
2004放射線利用 量子干渉効果と格子欠陥が磁気準粒子に及ぼす作用を中性子散乱で観測 量子反強磁性体Ba2CoSi2O6Cl2の中性子散乱実験により磁気準粒子トリプロンが、相互作用のフラストレーションによる量子干渉効果によって動けなくなることを確認。格子欠陥による不対スピンとトリプロンが量子力学的励起状態形成を明らかに。 2019-08-24 2004放射線利用
2004放射線利用 患者脳の微細構造解析でパーキンソン病の新たな疾患概念を提唱 パーキンソン病患者の脳の病理解剖によって、タンパク質異常凝集体であるレビー小体がアミロイド線維と呼ばれる特徴的な構造を持つタンパク質の線維を含んでいることを初めて確認した。 2019-08-20 2004放射線利用
2004放射線利用 腫瘍の正しい位置に放射線照射ができているかリアルタイムで確認 新しく開発した放射線画像化装置を用い、粒子線がん治療に用いる炭素線の飛跡を照射中にリアルタイムで画像化することに成功した。 2019-08-09 2004放射線利用
2004放射線利用 新たな高性能画像診断機器である「医療用コンプトンカメラ」を開発し、世界で初めての臨床試験に成功 医療用コンプトンカメラの開発を進め、世界で初めて臨床試験を行い、人体に投与した2種類の核医学診断薬剤(18F-FDG(PET薬剤)と 99mTc-DMSA(SPECT薬剤))が特定臓器に集積している様子を同時に可視化することに成功した。 2019-07-24 2004放射線利用