1701物理及び化学

すばる望遠鏡からの星空ライブカメラで、3年ぶりの皆既月食を世界中に配信 1701物理及び化学

すばる望遠鏡からの星空ライブカメラで、3年ぶりの皆既月食を世界中に配信

国立天文台ハワイ観測所と朝日新聞の協力によってすばる望遠鏡に設置された高感度のカメラで、24 時間のライブ配信を行い、皆既月食のあった 5月25日には、月食の変化を捉えるのに適した方向にカメラの向きを変えて配信を行った。
からみあう電子たち~量子液体における三体相関の検出~ 1701物理及び化学

からみあう電子たち~量子液体における三体相関の検出~

微小な人工原子中の量子液体を電気伝導度測定によって調べ、3つの電子が相関を持って振る舞う様子を検出。非平衡領域における量子液体の普遍的な振る舞いを初めて実験的に明らかに。
国立天文台が撮影した2021年5月26日の皆既月食 1701物理及び化学

国立天文台が撮影した2021年5月26日の皆既月食

次に日本で見られる皆既月食は、来年2022年の11月8日。全国で皆既月食を見ることができる。この皆既月食の詳細は、2021年1月以降に「ほしぞら情報」で紹介する予定。国立天文台のウェブサイトでは、2030年までの月食の一覧を掲載。
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酸化亜鉛でスピン軌道相互作用と電子相関の共存を実証 ~新しい電子相開拓への手がかり~ 1701物理及び化学

酸化亜鉛でスピン軌道相互作用と電子相関の共存を実証 ~新しい電子相開拓への手がかり~

高品質の酸化亜鉛においてスピン軌道相互作用効果と強いクーロン相互作用(電子相関)が共存することを実証した。
ブラックホールの画像から一般相対性理論を含む多様な重力理論を初検証 1701物理及び化学

ブラックホールの画像から一般相対性理論を含む多様な重力理論を初検証

楕円銀河M87の中心に位置する巨大ブラックホールの最初の画像を発表した。検証によると、ブラックホール・シャドウの大きさは、一般相対性理論で見事に説明できるが、さらにほかの重力理論でも同様に表現する余地も残されていることがわかった。
観測史上最古、124億年前の宇宙に渦巻き構造を持つ銀河を発見 1701物理及び化学

観測史上最古、124億年前の宇宙に渦巻き構造を持つ銀河を発見

アルマ望遠鏡の観測データを用いた研究から、124億年前の宇宙に、観測史上最古となる渦巻き構造を持つ銀河が発見された。
荷電対称性の破れを発見~クリプトン-70とセレン-70の形状は大きく異なっていた~ 1701物理及び化学

荷電対称性の破れを発見~クリプトン-70とセレン-70の形状は大きく異なっていた~

クリプトン-70(70Kr、陽子数36、中性子数34)の形状を調べたところ、セレン-70(70Se、陽子数34、中性子数36)と大きく異なっており、「荷電対称性の破れ」を発見した。
東方最大離角を迎えた水星 1701物理及び化学

東方最大離角を迎えた水星

2021年5月17日に水星は東方最大離角を迎え、この日前後は日の入り直後の西の低空で見つけやすくなる。東京では5日から26日の比較的長期間、日の入り30分後の水星の高度が10度を超え、特に17日の東方最大離角前後には、日の入り30分後の水星の高度が15度近くに達する。
木星よりも強力な磁場を持つ太陽系外惑星 1701物理及び化学

木星よりも強力な磁場を持つ太陽系外惑星

太陽系外の短周期ガス惑星は地球や木星よりも強力な数10-数100Gの磁場を持ち、磁場生成とその強さは中心核(コア)の存在と密接に関係していることが明らかになった。
汎世界的ミューオン観測網のデータからコロナ質量放出の地球到達時の構造を解明 1701物理及び化学

汎世界的ミューオン観測網のデータからコロナ質量放出の地球到達時の構造を解明

昭和基地での中性子およびミューオンの値の減少が確認された。太陽風プラズマの人工衛星観測データ等を調査し、コロナ質量放出によって太陽から吹き出る、螺旋状のロープのようなねじれた磁力線群(磁気フラックスロープ、MFR)の到来が引き起こした現象であると結論づけ、汎世界的ミューオン観測網のデータを使ったさらに詳細な解析を行った。
カシオペヤ座の新星、肉眼等級にまで増光中 1701物理及び化学

カシオペヤ座の新星、肉眼等級にまで増光中

三重県亀山市の中村祐二さんが、3月18日夜に、カシオペヤ座の方向に発見した新星に、後に「カシオペヤ座 V1405」という変光星名が付けられている。この新星が現在、暗い夜空の下であれば肉眼でも確認可能なくらいの、5等級台の明るさにまで増光している。
超新星で探る宇宙膨張の歴史 1701物理及び化学

超新星で探る宇宙膨張の歴史

Ia型超新星の観測データをまとめたカタログを活用し、1000個以上の超新星の観測結果から宇宙膨張の歴史を描き出した。距離をいくつかの範囲に区分し、それぞれの区分に含まれる超新星を使ってハッブル定数を算出したところ、宇宙の誕生から経過した時間に応じて、変化している可能性が明らかになった。
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