1701物理及び化学

低温下における量子もつれの新法則を発見~超低温物質の効率的なシミュレーションに前進~ 1701物理及び化学

低温下における量子もつれの新法則を発見~超低温物質の効率的なシミュレーションに前進~

量子力学に従う多粒子系(量子多体系)が有限温度下で示す「量子もつれ」に関する新たな法則を発見した。
大気の詳細調査に適した地球型の系外惑星を発見 1701物理及び化学

大気の詳細調査に適した地球型の系外惑星を発見

2018年4月にNASAが打ち上げたトランジット惑星探索衛星TESSと、成田教授・福井特任助教らが開発した多色同時撮像カメラMuSCAT2などを用いた多色トランジット観測、惑星の質量を測定することができる視線速度観測の連携により、太陽系から約26光年の距離にある赤色矮星Gliese486を公転している惑星Gliese486bを発見しました。
ゲルのやわらかさの秘密:「負のエネルギー弾性」を発見 1701物理及び化学

ゲルのやわらかさの秘密:「負のエネルギー弾性」を発見

2021-03-04 東京大学,科学技術振興機構ポイント ゲルのやわらかさを決める物理法則は何か?という非常に基本的な問題について、その鍵となる「負のエネルギー弾性」を世界で初めて発見しました。 「ゲルのやわらかさは、熱力学第二法則(エント...
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稀少な超原子核「グザイ核」の質量を初めて決定~原子核の成り立ちや中性子星の構造を理解する新たな知見~ 1701物理及び化学

稀少な超原子核「グザイ核」の質量を初めて決定~原子核の成り立ちや中性子星の構造を理解する新たな知見~

2021-03-02 岐阜大学,日本原子力研究開発機構,東北大学,J-PARCセンター,高エネルギー加速器研究機構岐阜大学教育学部・工学研究科 仲澤和馬シニア教授のグループをはじめとする日・韓・米・中・独・ミャンマーの6カ国26大学・研究機...
消滅核種ニオブ92の太陽系初生存在度の決定 ~隕石の微小鉱物が記録する太陽系形成前後の元素・物質進化~ 1701物理及び化学

消滅核種ニオブ92の太陽系初生存在度の決定 ~隕石の微小鉱物が記録する太陽系形成前後の元素・物質進化~

2021-03-02 東京工業大学,国立極地研究所○隕石の分析から消滅核種ニオブ92の太陽系形成時の存在度を高精度に決定○初期太陽系の惑星物質の進化に対して精度の良い年代測定が可能に○超新星爆発時の元素合成プロセスの解明に繋がる東京工業大学...
太った星の体温測定~爆発前の超巨大星の表面温度を正確に測定することに成功~ 1701物理及び化学

太った星の体温測定~爆発前の超巨大星の表面温度を正確に測定することに成功~

2021-03-01 東京大学谷口 大輔(天文学専攻 博士課程1年生)松永 典之(天文学専攻 助教)河北 秀世(京都産業大学 神山天文台長)発表のポイント ベテルギウスのような赤く超巨大な星(赤色超巨星(注1))の表面温度を鉄原子吸収線だけ...
光による”ひずみ波”の伝搬で固体相転移が進行することを発見 1701物理及び化学

光による”ひずみ波”の伝搬で固体相転移が進行することを発見

Swiss-FEL初の時間分解X線粉末回折測定のパイロット実験で明らかに2021-02-23 東京大学大越 慎一(化学専攻 教授)所 裕子(筑波大学数理物質系 教授)発表のポイント ピコ秒(ps)スケールのひずみ波の伝搬が、固体中の相転移を...
大質量星に照らされた天空のカーボン・チェーン工場 〜高温領域で形成される「炭素鎖分子」の発見〜 1701物理及び化学

大質量星に照らされた天空のカーボン・チェーン工場 〜高温領域で形成される「炭素鎖分子」の発見〜

2021-02-24 国立天文台概要宇宙空間には水やアンモニアなどの分子が存在し、現在までに200種類以上が発見されています。その中には、地球上で天然には存在しないものもあります。 このような宇宙特有の分子の中に、複数の炭素原子が直線状に連...
太陽表面からコロナ直下に迫る~太陽観測ロケット実験CLASP2が測定した太陽大気の磁場~ 1701物理及び化学

太陽表面からコロナ直下に迫る~太陽観測ロケット実験CLASP2が測定した太陽大気の磁場~

2021-02-20 国立天文台太陽の表面から彩層上部にわたる磁場の変化の模式図。磁力線(緑色)が、表面ですぼまり彩層で広がっている様子を表している。(クレジット:国立天文台) オリジナルサイズ(4.5MB)太陽の温度は、表面が6000度、...
原始惑星系円盤がひっくり返った証拠を発見 1701物理及び化学

原始惑星系円盤がひっくり返った証拠を発見

2021-02-16 国立天文台図1:K2-290 系の模式図。K2-290 の二つの惑星は、その公転の方向が中心星の自転方向と逆行しています。また、二つの惑星の公転面はそろっていますが、中心星の赤道面からは、ずれています。内側の惑星 (海...
スーパーコンピュータで時間を戻して探る宇宙の始まり 1701物理及び化学

スーパーコンピュータで時間を戻して探る宇宙の始まり

2021-02-16 国立天文台宇宙の大規模構造と再構築法のイメージ。再構築法は、右手前から左奥へと移り変わるように、宇宙の大規模構造の進化の時間を戻し、初期の密度ゆらぎの分布に近づける作用を持つ手法。(クレジット:統計数理研究所) オリジ...
すばる望遠鏡により太陽系の最も遠くで発見された天体の記録が更新 1701物理及び化学

すばる望遠鏡により太陽系の最も遠くで発見された天体の記録が更新

2021-02-10 国立天文台図1:すばる望遠鏡が2018年1月15日と1月16日に観測した、ファーファーアウト (2018 AG37) の発見画像。時間をあけて撮影された画像から、新天体の動きが見て取れます。(クレジット:Scott S...
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