2004放射線利用

0107工場自動化及び産業機械

ミリ秒X線CTのための放射光マルチビーム化に成功 ~試料の回転要らず動的3D観察を可能に~

2020-05-13 東北大学 多元物質科学研究所,東京学芸大学,筑波大学,高輝度光科学研究センター,科学技術振興機構 ポイント 従来のX線CTでは、多くの角度から投影像を取得するために試料を非常に高速に回転する必要があった。 試料を回転せ...
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宙に浮く水素イオン?!~大型タンパク質の中性子結晶構造解析で見えた特異な世界~

大強度陽子加速器施設(J-PARC)、物質・生命科学実験施設(MLF)の茨城県生命物質構造解析装置(iBIX)を用いた実験により、銅アミン酸化酵素の高分解能中性子結晶構造解析に成功した。
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100万気圧4000度の極限条件下で液体鉄の密度の精密測定に成功

大型放射光施設SPring-8を利用して、地球の液体金属コアの主成分である液体鉄の密度を、100万気圧4000度という、コアの環境とほぼ同じ超高圧高温の極限条件下で決定することに成功した。
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物理学の未解決問題に光! ~ 超流動ヘリウム中の流れの可視化へ ~

可搬型の小型計測装置を開発し、超流動4Heに中性子ビームを照射することによって生成された4He2エキシマーからの発光現象の確認に成功した。
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アルミニウムの自発的破壊現象の解明

大型装置を用いたナノスケールの実験と大型計算機を用いた原子レベルのシミュレーションの両面から、アルミニウム合金中の微細粒子周辺に集まる水素が原因でアルミニウムが自発的破壊(剥離)を起こすことと、それが水素脆化の原因であることを解明した。
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粒子加速器を用いたBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)が実現

がん細胞に取り込みやすいホウ素-10 の薬剤を用い、がん細胞を選択的に死滅させるサイクロトロン方式によるBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)について、頭頸部がんを対象とした医療機器・医薬品の製造販売承認を獲得を実現した。
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抗肥満薬が黄色ブドウ球菌の病原因子を阻害するメカニズムを解明

黄色ブドウ球菌 が産生する病原因子の1つである「リパーゼ(SAL)」の立体構造を X 線構造解析 の方法を用いて、世界で初めて解明した。
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ものづくり現場で中性子線を使った材料分析が可能に~軽量化を可能にする鋼材開発に新たな道筋~

中性子回折法による集合組織測定技術と、理研小型加速器中性子源システムRANS(ランズ)を組み合わせることで、中性子回折法による実験室レベルでの集合組織測定技術の開発に世界で初めて成功した。
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テラヘルツレーザービームの新記録 (Record-breaking Terahertz Laser Beam)

極めて効率的なテラヘルツ波の光源を開発した。非線形媒質で発振した赤外線レーザー光の一部が周波数2倍の光線に変換。2種類の赤外線を重ね合わせ非対称形状をもつ電磁波に、電磁波は空気をプラズマにし、特殊形状で電子が加速しテラヘルツ波が放出する。
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ジルコニウム同位体は励起状態でも突然変形する

中性子過剰なジルコニウム(Zr)同位体である99Zr(陽子数40、中性子数59)の励起状態の核磁気モーメント測定に世界で初めて成功した。
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現状検出が困難な1cm未満の膵がんを画像化~早期膵がんを診断でき治療にも有用な画像診断法を開発

難治性として知られる膵がんを早期に診断すると同時に、治療にも有用となる、微小膵がんの画像診断法を開発した。
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植物は、弱いガンマ線でも積極的に反応して変異の発生を抑制し、DNAを守る

1時間あたり1mGy程度の弱いガンマ線にも植物が積極的に反応して変異の発生を抑制し、DNAを守っていることを発見した。
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