2025-10-27 株式会社リコー
リコーは、JAXAの新型宇宙ステーション補給機「HTV-X1」に、同社開発のペロブスカイト太陽電池が正式採用されたと発表した。打上げは2025年中に予定され、宇宙空間での発電性能と耐久性を世界で初めて実証する。ペロブスカイト太陽電池は軽量・柔軟・高効率が特徴で、同社は厚さ0.2mm以下、エネルギー変換効率15%を実現。宇宙用途では軽量化による輸送コスト低減と、展開型構造物への応用が期待される。リコーはJAXAやJAMSS、東大・理研などと連携し、宇宙太陽電池の新基準確立を目指す。

HTV-X1に搭載されたSDX ©JAXA
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