2025-04-22 富士通株式会社,理化学研究所
富士通と理化学研究所は、共同で開発した64量子ビット超伝導量子コンピュータの技術を基に、高密度実装技術と熱設計の改良により、世界最大級の256量子ビット超伝導量子コンピュータを実現した。3次元接続構造により量子ビットチップの拡張性を確保し、既存の冷凍機を用いながら実装密度を4倍に向上。新たなハイブリッド量子コンピューティングプラットフォームを通じて、企業や研究機関に提供予定で、量子アプリケーション研究を加速する。将来的には1,000量子ビット超級の実現と実用化も視野に入れている。
開発した256量子ビットの超伝導量子コンピュータ
<関連情報>