日本航空株式会社所属 ボーイング式767-300型の重大インシデント[緊急の措置を講ずる必要が生じた燃料の欠乏](新千歳空港の南南西約78kmの上空、高度約13,000ft、令和5年7月12日発生)

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2025-03-27 運輸安全委員会

日本航空株式会社所属 ボーイング式767-300型の重大インシデント[緊急の措置を講ずる必要が生じた燃料の欠乏](新千歳空港の南南西約78kmの上空、高度約13,000ft、令和5年7月12日発生)

概要

報告書番号:AI2025-3-1
発生年月日:2023年07月12日
発生場所:新千歳空港の南南西約78kmの上空、高度約13,000ft
航空機種類:飛行機
事故等種別の分類(Occurrence Category):FUEL RELATED
飛行の段階(Phase of Flight):EN ROUTE
航空機区分:大型機
型式:ボーイング式767-300型
登録記号:JA614J
運航者:日本航空株式会社(法人番号 7010701007666)
事故等種類:緊急の措置を講ずる必要が生じた燃料の欠乏
概要:
日本航空株式会社所属ボーイング式767-300型JA614Jは、令和5年7月12日(水)、同社の定期585便として、東京国際空港を出発し、目的地であった函館空港において2回復行した後、目的地を新千歳空港に変更して飛行中、残存燃料が少なくなったため、緊急事態を宣言し、新千歳空港に着陸した。
原因:
本重大インシデントは、同機が、飛行計画上のオルタネート・フューエルの計算根拠となっていた滑走路とは異なる滑走路に着陸する場合に必要なオルタネート・フューエルが搭載されているとの考えの下で同機運航乗務員による燃料の管理が行われていたため、函館空港から新千歳空港に目的地を変更して飛行中、新千歳空港着陸時の残存燃料がファイナル・リザーブ・フューエルを下回ることが判明し、緊急事態を宣言したものと推定される。
死傷者数:なし
公表年月日:2025年03月27日
報告書(PDF):公表

0300航空・宇宙一般
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