2025-03-10 国土地理院
国土地理院は2025年1月下旬~2月下旬の全国の地殻変動概況を発表した。東北地方では2011年の東北地方太平洋沖地震の余効変動が継続し、宮崎県南部では2025年1月13日の日向灘地震(M6.6)の余効変動が確認された。東海地域や紀伊半島南部、四国中部ではプレート境界深部の「ゆっくりすべり」による地殻変動が観測され、一部では鈍化が見られる。また、岩手山や御嶽山周辺で地殻変動が観測され、硫黄島では隆起や南向きの変動が継続し、噴火による噴出物が確認されたが2月25日には縮小した。
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