コロンビアの協力でフェルミ研究所の粒子検出器がニュートリノを発見(With Columbia’s Help, a Fermilab Particle Detector Spots Neutrinos)

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2024-09-10 コロンビア大学

コロンビアの協力でフェルミ研究所の粒子検出器がニュートリノを発見(With Columbia’s Help, a Fermilab Particle Detector Spots Neutrinos)
Display of a candidate muon neutrino interaction observed by the Short-Baseline Near Detector. When a neutrino enters SBND and interacts with an argon nucleus, it creates a spray of charged particles that the detector records. Physicists can then work backwards from these secondary particles to where the neutrino interaction occurred. Credit: SBND collaboration

フェルミ国立加速器研究所(Fermilab)のShort-Baseline Neutrino Detector(SBND)が初めてニュートリノの相互作用を観測しました。コロンビア大学を含む国際的なチームが10年近く計画・建設を進めてきたこのプロジェクトでは、2023年に検出器が完成し、フル稼働を達成しました。ニュートリノは非常に捉えにくい素粒子であり、SBNDはその観測を通じて、標準模型が説明できない新たな物理現象の発見を目指しています。コロンビア大学チームは特に、検出器のタイムプロジェクションチェンバーの読み出し電子機器の設計とデータ解析に重要な役割を果たしており、この装置はニュートリノ相互作用の三次元映像をリアルタイムで捉えます。この研究は、ニュートリノの未知の「第四のタイプ」を発見し、宇宙の根本的な理解に貢献する可能性があります。今後、これまで誰も観測していない領域での新たな発見が期待されています。

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1701物理及び化学
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