2024-01-31 NASA
This illustration shows one way that planet TOI-715 b, a super-Earth in the habitable zone around its star, might appear to a nearby observer. NASA/JPL-Caltech
◆137光年離れた小さく赤い星の周りを公転する「スーパーアース」が発見されました。TOI-715 bと呼ばれる大きな惑星は、地球の1.5倍ほどの幅で、親星の周りの「保守的な」生命可能ゾーン(ハビタブルゾーン)内を公転しています。これは、液体の水が地表に形成されるのに適した温度をもたらす可能性のある距離です。このゾーン内には、適切な大気が存在することが特に重要ですが、現段階での粗い測定によれば、保守的な生命可能ゾーンは広義の「楽観的」な生命可能ゾーンよりも狭く、可能性が高いとされています。
◆この系には、もう1つの地球サイズの惑星も存在する可能性があります。TOI-715 bの親星は、NASAのJames Webb Space Telescopeなどの新しい宇宙機器が探査する対象となり、その大気の組成から生命の存在の可能性についての手がかりを提供するかもしれません。
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