朝日航空 セスナ172S型の重大インシデント[着陸時航空機の脚以外の部分が地表面に接触](大阪府八尾空港、令和4年10月18日発生)

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2023-09-28 運輸安全委員会

概要

報告書番号:AI2023-6-4
発生年月日:2022年10月18日
発生場所:大阪府八尾市 八尾空港
航空機種類:飛行機
事故等種別の分類(Occurrence Category):ABNORMAL RUNWAY CONTACT
飛行の段階(Phase of Flight):TAKEOFF
航空機区分:小型機
型式:セスナ式172S型
登録記号:JA80AP
運航者:朝日航空株式会社(法人番号 1122001017605)
事故等種類:着陸時において航空機の脚以外の部分が地表面に接触した事態
概要:
朝日航空株式会社所属セスナ式172S型JA80APは、令和4年10月18日(火)、教官である機長同乗による訓練生の連続離着陸訓練中、八尾空港滑走路27に着陸する際、機体姿勢が不安定となり復行を行ったが、機体後部下面が滑走路面に接触した。
同機には、教官及び訓練生が搭乗していたが、負傷はなかった。
原因:
本重大インシデントは、同機が訓練中、フレア開始後にフローティングとなり復行基準に該当した以降も、復行を決心することなく進入を継続したため、着陸操作時に沈下が急激に大きくなり復行を行ったが、復行操作後も機体の沈下が止まらず、上昇に転じる前に機体後部下面が滑走路面に接触したことによるものと考えられる。
復行基準に該当した以降も、復行を決心することなく進入を継続したことについては、教官が訓練生の操縦をアシストする中で、訓練生に着陸を経験させたいという意図が関与したものと考えられる。
死傷者数:なし
公表年月日:2023年09月28日
報告書(PDF):公表

 

0300航空・宇宙一般
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